ぐるっと流山 健康を支える栄養学

ページ番号35133 更新日 平成17年1月31日

「健康を支える栄養学」シンポジウム

シンポジウムステージの様子

 平成16年1月30日(日曜日)、文化会館で「健康を支える栄養学」シンポジウムが行われ約400人の市民が食の大切さを学びました。病気の予防と早期回復には「正しい食生活」が何より大切と市が主催したものです。午前中は、正しい食生活を実践し、潰瘍性大腸炎や糖尿病を克服した市民などによる体験発表が行われ、参加者はメモをとりながら熱心に聴き入っていました。


医師・佐藤和子さんによる基調講演

 医師・佐藤和子さんによる基調講演「なぜ人は病気になるのか?どのようにして病気はなおるのか?」では、いかに食べるかということを身につけていないがために、病気に悩んでいる方が大勢いる。幼児期から「正しい食生活」を、実践を通して身につけさせて欲しい。健康の山と病気の山とは、裾野でつながっている。健康という山の頂上にいるかどうかを示すサインは「快食・快眠・快便・心の輝き」の四つのサイン。臨床医として20年余りを過ごしたが、多くの患者さんに出会って学んだことは「病気は起こるべくして起こっている。病気を招くだけの原因が必ずある」ということ。「食事のとり方」を誤っていたために病気になってしまったという方が、圧倒的に多い。1家に1人は「正しい食生活」を身につけ家族を指導してほしいと訴えました。


シンポジウムでの観客席の様子

 昼食は、事前に予約しておいた栄養素の整った「パーフェクト弁当」の試食会。当日のお弁当は「さわらの西京焼き」がメインでしたが、この栄養学を取り入れたお弁当は、障害者の働く場「いろいろやハーモニー」(NPO法人自立サポートネット流山運営)で毎週火曜日に30食程度販売されています。午後のシンポジウムでは、「住民主体の健康づくり・そのあるべき姿を求めて」と題し、2市2町のパネリストから成果をあげている事例などの発表がありました。


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