ぐるっと流山 迫力ある生のモンゴル音楽が児童を魅了

ページ番号35036 更新日 平成17年6月10日

ふたつの小学校で国際交流 秋には大規模なチャリティコンサートも計画

ボーカルによる挨拶の写真

 平成17年6月8日(水曜日)、午前中は向小金小学校で、午後は八木北小学校で、それぞれ国際交流会「モンゴルの音楽に親しもう」が行われ、両校の児童と保護者など約1,300人が、スライドを観ながらのモンゴルのお話、国際的な演奏活動を展開しているモンゴル音楽バンドのアジナイホールのライブ、児童の演奏や歌などで交流を深めました。雪害に苦しむモンゴルに支援活動を続けている流山・柏などの市民団体「モンゴルの蒼い風」が、10月22日(土曜日)に流山市文化会館でモンゴル音楽界のスーパースター・エンフマンライを中心としたバンド「アジナイホール」チャリティコンサートを計画していますが、今回は、その一環として、両校で、国際交流や国際理解の機運を高めようと行われました。


ボーカルの写真

 午前中の会場となった向小金小学校では、前日の昼休みにモンゴル民話「スーホーの白い馬」のビデオを視聴し、両国の手づくり国旗などで一行を歓迎しました。一方、午後からの会場となった八木北小学校では、子どもたちとの質問コーナーや全校児童による元気な大合唱、更には吹奏楽部による演奏、花束贈呈などで歓迎しました。八木北小の為成智広くんは、「私たちの心を世界に広げてくださってありがとう。パカルララー」と感謝の気持ちを伝えました。パカルララーはモンゴル語で「ありがとう」の意。子どもたちは、この他にも「サインバイノー(こんにちは)」、「バヤルタイ(さようなら)」などを練習し、お客様を迎える準備をしてきました。


演奏を聴く子どもたちの写真

 モンゴルを紹介したスライドを見ながらの講話もあり、モンゴルの小学生が乳幼児の子守りをしたり、馬に乗って家族の手伝いをしているという話に児童からは「えーっ!」という感嘆の声があがるなど、ゲルという組み立て式の家屋で大家族が一緒に暮らすモンゴルの子どもの生活は、少子化・核家族化の日本の小学生には意外に感じられるようでした。また、子どもたちは、馬頭琴をはじめモンゴル琴、そして広大な草原を彷彿とさせるような迫力ある透き通った歌声に圧倒された様子でした。休憩時間には、恐竜の卵やマンモスの牙の化石、スタッフが着用していたデールという民族衣装に直接触れるなど、モンゴル文化に親しんでいました。


さまざまな楽器のメンバーの写真

 なお、今回、ホームページでご紹介している写真は午後に行われた八木北小学校での交流会ですが、午前中に向小金小学校で行われた交流会の模様は、コアラテレビの人気番組「スクールウオッチ633」で、6月13日から放送されます。放映期間は毎週月曜日~日曜日計7日間22回(週1回更新)で、放映時間帯は、月・水・金が10:00/15:15/18:30/23:30、 火・木が10:45/20:30/24:30また、土曜は10:10/17:15、日曜は14:10/22:00にそれぞれ再放送があります。ぜひ、ご覧ください。


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