ぐるっと流山 千葉銀行で模擬強盗訓練

ページ番号23544 更新日 平成19年6月15日

千葉銀行で模擬強盗事件訓練 事件への対応を学ぶ

強盗模擬訓練

 「金を出せ!」、「早くしろ、何してるんだ」刃物を持った若い男が銀行の窓口で大声をあげています。6月14日(木曜)、市野谷の千葉銀行流山おおたかの森支店(大八木孝支店長)で模擬強盗事件訓練が行われました。金融機関の強盗事件を未然に防ぎ、また、万一、発生した際の対応を学ぼうと流山警察署(唐鎌茂夫署長)の協力を得て実施したものです。


本番さながら緊迫した雰囲気に

 同支店は、5月21日に開業したばかり。この日は、強盗犯に扮した警察官が、奪った模造紙幣をバッグに詰め、あっという間に車で逃走。大八木支店長らは、着色剤が入ったカラーボールを走り出す犯人の車両めがけて投げつけ、見事に命中させました。男性行員が犯人を追跡している間に女性行員は110番通報。「犯人の特徴は?」、「どちらの方向へ逃げましたか?」電話での質問にも冷静に対応していました。


警察官も通報を受け到着

 110番通報を受け、野々下駐在所から警察官が到着。「犯人の推定年齢は?」、「体格は?」、「持っていた刃物はナイフですか?刃渡り何センチくらい?」。緊急時に犯人の印象をどれだけ正確に記憶できるかを知るために犯人役の警察官は一面識もないまま突然、銀行に乱入し、迫真の演技で金を要求します。実技訓練終了後は、同署の金子公一生活安全課長が訓練の講評と防犯のための講話を行いました。


訓練が終わり金子課長から講話

 金子課長の講話によると、昨年度、流山市内では、犯罪認知件数が減少し2741件と7年ぶりに3000件を割ったそうです。特に、空き巣被害が239件と、前年度比184件、43・5%の減少。これは、36団体、4200人の市民による自主防犯パトロール隊の活動や28台におよぶ青色回転灯車両などによる抑止力の影響が大きいと説明してくださいました。自主防犯パトロール隊を組織している自治会で365日以上連続して空き巣ゼロ記録を達成したところが8団体もあり、「自治会も店舗も“声掛け”が一番の防犯」という講話に、行員の皆さんも真剣に聞き入っていました。


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