ぐるっと流山 協働まちづくりフォーラム’07

ページ番号22296 更新日 平成19年9月18日

協働まちづくりフォーラム’07 わくわくいきいき!地域で活かせる自分探し

協働まちづくりフォーラム

 協働まちづくりフォーラム’07が、9月15日(土曜日)、生涯学習センターで行われ、約100人の方々が参加しました。大学、企業、NPOなども含めた「市民と行政との協働のまちづくり」を推進している流山市が、「わくわくいきいき!地域で活かせる自分探し」をテーマに開催しました。NPOなどの市民活動が、まちづくりの新しい担い手として地域で注目が集まる中、団塊の世代の多くが定年退職を迎え、地域に帰って来ます。そこで、“地域でいきいき活躍したい”、“子育てを終えて何か始めたい”―といった世代の、地域デビューのキッカケづくりになれればと開催しました。


市職員が寸劇趣旨説明

 開会にあたってのフォーラムの開催趣旨説明として、市民活動推進室の職員による寸劇が披露されました。幼馴染の2人が定年後、街で偶然に再会するという設定で、NPOで楽しそうに活動しているシンちゃんに、定年後は何もせずに奥さんの買い物に付き合う程度しか外出していないというトシちゃんが「何か見つけて街に出ようよ」と意見されるというもの。コミカルなやりとりに、会場から温かい拍手が贈られていました。


約100人が参加

 フォーラムでは、桜美林大学経営政策学部教授で、内閣府「エイジレスライフ、社会参加活動選考委員会」委員長の瀬沼克彰さんの「地域でいきいき活躍する方法」と題して講演会を行われました。瀬沼さんは、昭和46年に当時の自治省が都内では三鷹を、県内では流山の八木南地区を全国16箇所のひとつとして「モデルコミュニティ地区」に指定し、講師自身も流山の実態を調査に訪問した体験などから、すでに36年も前から住民主体の街づくりが叫ばれていた街。協働の先進地として誇りを持ってほしいと呼び掛けました。


瀬沼克彦さんが講演

 そして、自分の好きな活動を発見、気づきから仲間を見つけ、継続し、成果を発表することによって他者への貢献や奉仕に進むために、生涯学習を充実させ、地域活動へ展開できるようにすることが大切と強調しました。また、成熟化への条件のひとつとしてリーダーの役割として人の言うことを聴く、他者とのコミュニケーションへの努力、職務と自らとを一体化しないなど、職場から地域へと活躍の場を変えたときの難しい課題にも触れました。


市民活動団体の広報紙や機関誌が置かれ

 フォーラムでは、すでに活動している市民団体の情報を収集できる時間を設けようと、会場には、保育ボランティアひだまりや流山ガーデニング倶楽部花恋人、NPOさとやまなど多くの市民団体の広報紙などが置かれ、これから何かを始めたい中高年者が機関紙や会員募集のチラシなどを収集している姿も見られました。主催した流山市民活動推進センターでは、定年退職後の地域デビューのための情報提供なども行っています。お問い合わせは市民活動推進センター(生涯学習センター3F)TX流山セントラルパーク駅下車徒歩約3分。04-7150-4355へ。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ