ぐるっと流山 日曜情報センターで墨絵を体験

ページ番号16545 更新日 平成20年10月20日

日曜情報センターで墨絵を体験 子どもたちが色紙に森の絵を

日曜情報センター

 秋風が心地よい10月19日の日曜日、おおたかの森S・C内3階にある流山市の出張所で、江戸川大学サテライトセンター主催による日曜情報センター「墨絵ワークショップ」が開かれました。講師の小野琢正氏は、英国ナショナル・トラストの保護地を巡って描き続ける作家で、イギリスでは7年間に2,000人以上の子どもたちに墨絵ワークショップを開催してきました。


講師の小野さん

 ヨーロッパの紙はコットンで出来ていますが、日本の紙は木や葉っぱの繊維で作られているから絡まりあうので強いこと、ただし、濡れると弱くなるから油絵のように重ねて描けないなど、墨絵に使う紙質のことや、筆や墨などが何で出来ているかを説明したあと、描き方のデモンストレーションが行われ、子どもたちは真剣な表情で真っ白な紙に描き出される墨の色と絵に見入っていました。


駅前広場で葉っぱを取って

 今回のテーマの森を描く前に外で葉っぱを取ってこようと、皆でおおたかの森駅前広場に繰り出しました。広場で大きな葉、小さな葉、緑の葉、赤い葉、細長い葉、丸い葉など様々な葉を集め、会場に戻り、まず、和紙に葉っぱを1枚描くことに挑戦。次に、「好きなものを描こう、山でも、海でも、虫でも、自分のイマジネーションを働かせて」といわれると、最初戸惑っていた子どもたちも、次第にイメージを膨らませていきました。


葉っぱの絵を描く

 最後に本番の色紙にそれぞれの「森」を描き、印を押して完成。西初石中の鈴木朱音さん(13歳)、西初石小の鈴木愛理さん(9歳)は姉妹で参加。「花を描いた」「雨上がりをイメージした」と出来上がった作品を前にとても楽しかったと話していました。
 
 


葉っぱの絵を描く

 講師の小野琢正さんは、「墨絵の良いところはじわ~っと滲むところ。墨をいっぱい使い、恐がらずに描くことが上手く描くコツ」と話していました。会場には、イギリスでのワークショップの様子も紹介されていました。おおたかの森駅東口のライフガーデン2階にある「江戸川大学サテライトセンター」では10月26日日曜日まで、英国ナショナル・トラストの魅力展が開催されています。小野琢正氏が描く水彩画をぜひ、ご覧ください。


みんな作品を持って記念撮影

 次回の日曜情報センターは10月26日日曜日15時~18時「まちネット流山」による「ながれやま味自慢~ウマイ話があるんです」が開催されます。流山のうまいもの情報が満載です。試飲、試食コーナーもありますので、是非お立ち寄りください。お問い合わせは、流山市役所マーケティング課(04-7150-6308)まで。


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