ぐるっと流山 ホタルの幼虫放流

ページ番号15263 更新日 平成21年5月7日

ホタルの幼虫放流に326人 NPOホタル野の田んぼに1,500匹の幼虫を放流

子育てボランティアの表彰

 5月5日、新川耕地のホタル野の田んぼで、NPOホタル野(前川利夫理事長)によるヘイケボタルの幼虫を田んぼへ返す「ホタルの幼虫放流」が行われ、過去4回で最も多い326人が参加しました。あいにくの曇り空で、雨が気になる午前中でしたが、子どもたちを中心に、家族で和気あいあいと、1,500匹の幼虫を田んぼへ放流しました。


一斉に幼虫を返しました

 放流に先立ち、前川理事長や高橋副理事長のホタルの説明のほか、子育てボランティアの表彰も行われました。その後、参加者はホタルの幼虫を入れたプラスチックコップを手に田んぼのあぜに入り、ホタル野役員の合図とともに一斉に幼虫を田んぼへ返しました。「夏には飛ぶ姿を見に来るからね」と、子どもたちは田んぼで元気に動く幼虫に約束、今から夏の観察会を楽しみにしているようでした。


竹とんぼに大喜び

 放流後にはホタル野から、参加者へのプレゼント。ホタル野田んぼで栽培した、無農薬の黒米を入れたおにぎり約200個が振舞われ、またホタル野の会員が手作りした竹トンボ160個も配られました。子どもたちは、竹とんぼに大喜びでした。


水槽にカエル

 幼虫を放流した田んぼの前には「田んぼミニ水族館」が設置され、ホタル野会員が採集したトウキョウダルマガエル、ニホンアカガエル、アメリカザリガニ、メダカ、ゲンゴロウ、ドジョウなど田んぼの生きものたちが、水槽の中から子どもたちを出迎えました。解散後も生きもの好きの子どもたちは、長い時間あぜを歩き回り、生きものを探していました。


不耕起栽培の説明も

 また、不耕起の「ふゆみずたんぼ」にも参加者の興味が集まっていました。今年からホタル野が進める生きものいっぱいの稲作といわれる、耕さず、冬の間も田んぼに水をためておく不耕起栽培の水田を見学に来た人も多く、田んぼ担当理事がガイド役を努め解説を行いました。NPOホタル野の活動に興味をお持ちの方は、前川(04-7155-5202)まで。


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