ぐるっと流山 キッチンよつばでふれあいコンサート

ページ番号15218 更新日 平成21年5月18日

オープン半年!感謝を込めてキッチンよつば 弦楽器による春のふれあいコンサート

弦楽器によるふれあいコンサート

 5月16日土曜日、初石公民館2階ロビーで弦楽器による春のふれあいコンサートが行われ約100人のファンがチェロとヴァイオリンの音色を楽しみました。「キッチンよつば」が、初石公民館に昨年10月に開設されて半年が過ぎました。身体、知的、精神にハンディをお持ちの方々が、交代で働いていて、登録者も13人に増え、お客様に接しながら社会での生活を築きつつあります。そこで日ごろご利用くださる皆さんに感謝を込めて企画したものです。


約100人が詰め掛け

 今回の企画は、弦楽器による「春のふれあいコンサート」。出演は、チェロの山崎葉子さんと、ヴァイオリンの奥井眞子さんのおふたり。山崎さんは、北海道教育大学特設音楽家卒で、チェロを上原与四郎、秋津智承の各氏に師事。室内楽をM・カンディンスキーに師事。これまで、札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団に出演し、現在はフリーで室内楽、ソロなどで活動中。一方、奥井さんは3歳からヴァイオリンを始め、三浦二郎、蒲生克郷の各氏に師事。宮城教育大卒で、ヴァイオリン教師のかたわら室内楽などで活躍中です。


チェロとヴァイオリンの演奏

 「ユーモレスク」、「白鳥」、「星に願いを」、「いつか王子様が」、「冬のソナタ」などが演奏されました。客席には「キッチンよつば」のコーヒーなど飲み物が配られ、お腹も心も満たしていただこうというおいしい企画。開催に当たって、NPO法人自立サポートネット流山の勝本正實理事長は「障害を持つ方々が働く場というと作業所のように皆さんと接することが少ない場所になりがちで理解を広めにくいことから、軽食喫茶を考えさせていただきました」とこれまでの経緯などを紹介し、理解を求めました。


ロビーがいっぱいになるほど

 「キッチンよつば」は、新しい顧客開拓と文化振興を目的に、夏からはコーヒーを飲みながら朗読を楽しむようなイベントを定期的に開催していきたいと意欲的です。8月には太宰治生誕100年を記念し、同氏が防空壕で書いた作品を朗読し、夏休みに平和の尊さを考えていただこうと稽古に励んでいます。


初石公民館でふれあいコンサート

 毎週月・木曜、祝日が休業の「キッチンよつば」。営業時間は10時から16時まで。コーヒーなどのソフトドリンクが200円、コーヒーはエスプレッソやカフェラテなど4種類。ケーキセットなどのデザートが400円、定食は日替わりメニューで600円ですが、ご飯のおかわりは自由で、食事をするとコーヒーが100円になります。きつねうどんは400円、ミニサラダ付きのカレーライスは500円など。また、お弁当の予約販売もあるそうです。お問い合わせは、軽食喫茶「キッチンよつば」04-7154-0341へ。


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