ぐるっと流山 利根運河ウオーク

ページ番号15179 更新日 平成21年5月25日

利根運河ウオークに約500人 市外や県外からも多くの参加者

運河橋の上から

 気温25度を超える夏日となった5月23日、新緑の眩しい利根運河堤を歩くウオーキング大会が行われ、約500人の方々がさわやかな汗を流しました。利根運河ウオーク実行委員会(植手松太郎委員長)が、流山市・柏市・野田市の後援や国土交通省江戸川河川事務所などの協力を得て開催したもので、ことしで10回目を迎えました。植手委員長は、「一度も中止することなく第10回の節目を迎えられ感無量です。このイベントが利根運河の春の風物詩になれば」とおっしゃっていました。


眺望の丘から

 運河水辺公園に集ったウオーキング愛好者らは、準備体操の後、利根川方面に向かい右岸を歩き始めました。コースは、いったん堤を離れ東深井古墳の森公園を散策しまた堤へ、そして国道16号線をくぐり柏市立柏高校の先の運河水門で対岸に渡り江戸川方面へ、帰路では東京理科大学理窓公園をとおり運河水辺公園まで戻る往復約10キロです。


ゴミを拾いながら

 この大会には、市内、近隣はもとより東京都内や埼玉県、茨城県からも多く参加されていました。なかには、群馬県藤岡市や福島県白河市といった遠方からの参加者も。茨城県からは、つくばエクスプレスを利用されて、つくば市やつくば未来市、守谷市からの参加者が多かったようです。受付では、ゴミ袋と軍手が参加者に配布され、主催者側から「河川愛護と環境美化の意識の高揚につながれば」と、ウオーキングしながらゴミ拾いもと呼び掛けられました。おっしゃっていました。ゴミ袋を片手に、目についたゴミを拾いながら歩く参加者の姿があちこちで見られました。


古墳の森の中を

コースとなった利根運河はまさしく自然の宝庫で、野草や野花が堤を飾り、小鳥たちのさえずりや蝶の舞う姿などが参加者を楽しませました。カメラを片手に野草などを写真に収めながらウオーキングされていた方も多くいらっしゃいました。東京都足立区から参加された原田さんご夫妻は、「初めて参加しましたが、古墳の森の中は涼しくて気持ちがよかったです。来年も必ず参加します」と語ってくださいました。


草花の咲く堤の上を

 東深井にお住まいで、毎日、運河堤や古墳の森を散歩されているという水澤良之さん(68)は、「馴染みのコースですが、こんなにたくさんの方が参加され、しかも『良い所ですね』といってくださるのがうれしい」と笑顔でした。水澤さんは、とても引き締まったお体でいらっしゃり「やはり健康の秘訣は歩くことですね」と教えてくださいました。


新緑の利根運河を

 明治23年に完成した利根運河は、柏市舟戸から流山市深井新田を結ぶ全長約8・5キロメートル。利根川と江戸川を結ぶ交通の要としての役割は終わりましたが、今では市民の憩いの場として親しまれています。5月31日(日)には、利根運河に特設の能舞台を設け「薪能公演」が開催されます。チケットのない方も楽しめるプロローグイベントも行われ、当日券(立見席)の販売もあります。


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