ぐるっと流山　ドラマ「BOSS」のロケ敢行

人気ドラマ「BOSS」主要キャストが集結　最終回は、おおたかの森病院が舞台に

　6月18日木曜日、フジテレビの人気ドラマ「BOSS」で流山おおたかの森駅前都市広場ではゴミ箱の爆破シーンが、流山福祉会館では、振り込め詐欺撲滅キャンペーン講習シーンが、それぞれ放送されました。都市広場に置かれたゴミ箱が勢いよく爆破され、炎と煙が立ち上がり周りの通行人が驚愕しているシーンは、連続爆破事件の模様をリアルに表現されていました。一方、流山福祉会館での撮影は、刑事役の人気俳優・玉山鉄二さんが振り込め詐欺のキャンペーン会場で、詰めかけたご婦人たちの歓声を浴びている場面でした。手を振り、身を乗り出し演技をされた女優陣エキストラは市民の方々です。迫真の演技は現場でも多いに盛り上がりました。

　この撮影は、流山市フィルムコミッション（シティセールス推進室内）が、フジテレビと協力して実現したものですが、この撮影直後の現場で、テレビ局サイドから最終回分のロケ地も紹介をという打診を受けました。ほぼ1週間後には撮影したいとの意向を受け、撮影撤収後直ちにロケ地折衝、翌日には撮影了承という慌ただしさでしたが、6月17日に、流山おおたかの森駅から徒歩7分のおおたかの森病院で、丸一日をかけて、ドラマの主要キャストが揃い、大規模な撮影が行われました。病院内、しかも、平日で時間帯も朝から深夜という厳しい条件をクリアするため、棟の3階部分の1フロアが撮影のために必要となりました。無理を承知の貸切り使用の許可願いに松倉聡院長は、「私どもは地域医療の貢献を掲げています、それと同じで地域のPRに貢献になるならば喜んで」と快諾をいただき、困難に思えた総合病院ロケが実現しました。

　撮影当日は、実際の医療機材、資材が持ち込まれ、さらに、いくつかの病室が俳優の控えや、衣装部屋に使われました。撮影途中では銃も登場。院外での撮影では、時ならぬ有名俳優の登場にあちこちの窓ガラスに顔をつけ、見学するギャラリーが多数見られました。その騒がしさとは別に、撮影現場は緊迫したシーンの連続。院内撮影では、アクション、シリアス、コメディと多様な場面が繰広げられて無事撮影完了。おおたかの森病院が、どんな形でドラマに放送されるか、放送はフジテレビ（8ch）で6月25日木曜日、最終回15分拡大版10時～11時9分の予定です。どうぞ、お楽しみに。