ぐるっと流山　高校演劇部春季発表会

高校生が演劇発表会で熱演　照明や音響も生徒自身が操作

　6月26日金曜日・27日土曜日の2日間、文化会館で千葉県高等学校演劇研究第一地区春季発表会が行われ、高校生の若さと熱演が会場にあふれました。この発表会は、県高等学校文化連盟や同演劇連盟、同教育研究会演劇部会、県教委などの主催で開催されたものです。26日には流山高校をはじめ柏高校や柏中央高校の演劇部が、27日には流山おおたかの森高校、流通経済大学付属柏高校、柏の葉高校、東葛飾高校の演劇部がそれぞれ出演しました。

　高校生の皆さんは、文化会館のホールスタッフから照明や音響の操作を学ぶワークショップを経て、この日の発表会に備えました。受付で配布されたパンフレットには、キャスティングのほかに、照明や音響などのスタッフの生徒の名前も印刷され手づくりながらなかなかの力作です。

　会場となった文化会館の周辺では、前日まで舞台用大道具の製作に金槌や釘を持って汗を流す高校生の姿も見受けられました。また、ロビーは、台詞の確認やダンスの最終チェックを真剣に繰り返す演劇部員であふれていました。ロビーの災害時にも対応できる自販機には、電光掲示板にニュースや天気予報と一緒に「がんばれ！演劇高校生」の文字が流れていました。

　高校演劇のメッカとなっている流山市文化会館では、ことしも10月15日木曜日・16日金曜日の2日間に秋季発表会が予定されています。高校生たちの熱演をぜひご覧ください。また、会場となった文化会館では、11月に小池博が主宰する演劇パフォーマンス集団・パパ・タラフマラの公開無料リハーサルと、高校生を対象にした演劇ワークショップを予定しています。公開リハーサルの演目は平和をテーマにした「パンク・ドンキホーテ」です。ご期待ください。