ぐるっと流山 流山子どもミュージカル「桃太郎!」公演

ページ番号14968 更新日 平成21年7月6日

7月26日の本番に向かって猛練習 流山子どもミュージカルが「桃太郎!」を公演

初の舞台稽古

 「もっと気持ちを入れて」、「まだ早い、もう少しゆっくり」・・・。7月26日の公演に向けて、流山子どもミュージカルの練習に熱が入っています。6回目を迎える今回は「桃太郎!」が上演されます。本番まであと3週間となった7月5日、文化会館ホールで初の舞台稽古が行なわれました。一部の子どもたちは衣装も着て、歌と踊りの難しい場面を繰り返し練習、立ち位置とか目線など、演出の中尾弘隆先生から細かな指導が行われました。


立ち位置などを確認しながら

 今回上演される「桃太郎!」は、脚本の東直子さんがこれまでのものを一部書き直ししたり、新たに歌を追加したりした新作。皆さんが良くご存知の昔話の桃太郎とはちょっと違うとのこと。「なぜ桃太郎は桃から生まれたの?」「なぜ桃太郎は鬼とたたかったの?」「なぜ動物たちは桃太郎についていったの?」。物語にはらむたくさんの疑問が、桃太郎の不思議な力を解き明かすように、新たな物語となりました。原作にはない新たなキャラクターも次々登場し、子どもたちが全く新しい「桃太郎」をミュージカルとして元気に演じてくれます。


熱のこもった練習に

 主役の桃太郎役は、昼の部が湯川うららさん(中2)、夕の部は片瀬萌南さん(中1)が務めます。湯川さんは、「桃太郎の成長していく過程をみんなに伝えられるように頑張ります。歌、ダンス、演技はもちろん、キャストはどの役も大切。みんなで協力して素晴らしい舞台にしたい」。片瀬さんは、「初めての主役で緊張しますが、自分らしい桃太郎を演じたい。見ている人に感動を与えるような舞台にしたい」と意気込みを語ってくださいました。


難しいシーンを繰り返し

 流山子どもミュージカルは、平成13年に公民館と流山青年会議所の共催で開催した市民公募ミュージカル「サンキュー 命をありがとう」をきっかけに、参加した子どもたちの保護者が市内で本格的なミュージカルを学ばせたいと、平成15年11月にわずか6人で誕生した小・中学生中心の劇団です。翌16年には結成から10か月で初舞台「あたたかい心」を成功させ周囲を驚かせました。17年には「ピエロ人形の詩」を1日2回公演、さらに18年に「魔女バンバ」、19年に「夜空の虹」、昨年は第5回記念公演として「ロビンソン・ロビンソン」を上演しました。


歌や踊りも

 現在の劇団員は、小学1年生から中学2年生までの女子25人。今回は、同ミュージカル出身で今は劇団BDPで活躍中の坂巻奈津穂さんが協力出演し26人で「桃太郎!」が演じられます。今年1月にオーディションが行われ、練習は4月までは週に1回、5月からは週に2回のペースで行ってきたそうです。演出の中尾先生は、「演劇は、歌や踊りだけではなくルールや礼儀が大切で、小中学生にとっては人間形成にも大きく役立つもの。台本を読んで舞台でどう演じるか、想像力も身につきます」と語ってくださいました。


パンフレット

 「僕は桃から生まれて、あなたは角がはえて生まれて、ともに苦しんできた。でも、だからこそ分かり合えるんだ」・・・。未来を担う子どもたちが現代の桃太郎をどう演じるか、ぜひ、ご覧ください。公演は、昼1時からと夕5時からの2回公演。チケットは、前売り1,000円・当日1,200円(全席自由)で、お問い合わせは湯川さん(04-7132-2053)、またはフーパーさん(080-5456-6786)へ。また、流山こどもミュージカルでは、第7期生の劇団員を次のとおり募集しています。対象/小学生~高校生、練習日時/毎週金曜18時~20時、練習場所/森の図書館、会費/入会金6,300円・月会費7,000円、問い合わせは湯川さん(04-7132-2053)まで。


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