ぐるっと流山 利根運河で朝市

ページ番号13706 更新日 平成21年11月30日

利根運河水辺公園で初の朝市 新鮮野菜などがずらり並び多くの来場者

新鮮野菜を買い求められるお客様

 11月28日土曜日、利根運河水辺公園で初の朝市が行われ、多くの買い物客で賑わいました。「うんがいい!朝市」と名付けられたこの朝市は、10月からNPO法人コミュネット流山(堂下延代理事長)が運営を行っている利根運河交流館(中島昭治館長)が開催したものです。来館者から「こんなにいい場所なんだから、もっと人を集められるようにしたら?」という話から、地域活性化のためにも何かイベントをしようと企画された第1弾です。この朝市は、来月から毎月第4土曜日に定例的に行われます。


各お店の前にはたくさんの人が

 当日は朝8時から、普段市民の憩いの場となっている水辺公園に、参加した24店がずらりと並びました。ダイコン、キャベツ、ニンジン、ホウレン草、玉ねぎなど地元農家の新鮮野菜をはじめ、きゃら食堂さんのもつ煮込みや芋がら煮、三喜食品さんの手作りコロッケや小麦まんじゅう、割烹新川さんの甘酒、九十九里浜から直送の海産物、山形県朝日町のりんごやラフランスなど、さまざまな品物が出品。初めての開催にもかかわらず、開始時間前から近隣住民など多くの方々が集まり、終了までの2時間半で来場者は1000人を超えました。


手作りののぼり旗

 利根運河交流館では、今回の朝市をぜひ成功させたいと、近隣農家や商店を1軒ずつ回り参加を呼び掛け、のぼり旗やチラシも自前で作成、宣伝にも力を入れました。チラシは3000枚を作り、25日に江戸川台駅前で26日に運河駅前でそれぞれ朝7時から1時間、スタッフ14人で1000枚を配布、さらに24日から26日までの3日間で2000枚をポスティングしたそうです。また、スタッフの多い北自治会をはじめ地元自治会から約30人がボランティアで会場設営や販売、場内整理などを手伝ってくださり、まさに地域が一体となったイベントとなりました。


きゃら食堂ではお店で人気の品々が

 各お店の前には行列ができるほどの買い物客が集まり、開始30分で売り切れになる店も。完売すると、この朝市の決まりで「シャン!シャン!シャン!」とみんなで手拍子してお祝い。9時ごろには、あちこちのお店の前で手拍子が打ち鳴らされ完売するお店が続出しました。わずか2日前に出店を決めたというきゃら食堂さんでは、試食も用意したお店でも人気の自家製もつ煮込みが飛ぶように売れていました。おかみさんの安蒜千江子さんは、「たくさんのお客さんがいらっしゃって驚きました。急の出店だったので仕込みが大変でしたが、ぜひ来月も参加したい」と満面の笑顔でした。


野菜を買い求めるお客様

 西深井にお住まいで、普段から運河堤で犬の散歩をするという宮下輝子さんは、「運河で朝市が開かれるなんてうれしい。ご近所の方もたくさん来ていました。めったにお会いしない方にも会えたりして、地域のふれあいの場にもなりそうです。毎月の開催が楽しみになりました」と語ってくださいました。宮下さんは、魚とジャム、キクイモを買い求められていました。


九十九里から直送の海産物も人気に

 出店者も多く、来場者も1000人を超え大成功となった今回の朝市ですが、主催した利根運河交流館の辺見マネージャーは、「皆さんの利根運河に対する期待の大きさの現われではないか。交流館でも、利根運河の歴史ばかりではなく今の利根運河の良さもアピールしていきたい」とおっしゃっていました。今後、子ども写生会やいかだ遊びなど、たくさんのイベントを企画・検討されているそうです。この日の様子は地元ケーブルテレビのJCNコアラ葛飾でも取材され、11月30日のデイリーニュースで紹介されました。


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