ぐるっと流山　陳氏太極拳

早朝の太極拳で健康づくり毎週日曜日に南流山中央公園で

　2月の日曜日の朝7時。日の出から間もないこの時間。気温はまだ低く、外を歩く人もまばらです。そんな早い時間から南流山中央公園には30人ほどが集まっています。「陳氏太極拳同好会」の皆さんです。

　主に健康づくりを目的とした太極拳の集まりで、参加者は会社を引退した方や主婦などが中心です。太極拳では、腹式呼吸で横隔膜を動かすことによって体を内部から鍛えます。指導者の石橋義久さんは「ゆったりとした動きは体に負担をかけないため、どなたでも始めやすい。太極拳の呼吸法や体重移動は体づくりの基礎にもなります」と落ち着いた口調でゆっくりと話しました。

　参加8年目の小関和典さん（南流山）は「今はもう、日曜日に太極拳をしないと1週間が始まる気がしないですね」と冗談交じりに話します。活動は毎週日曜日で、よほどの悪天候でない限り行っています。左の写真は取材日の前週の様子で、その日は途中から雪が降り始め、雪上の太極拳となりました。お問い合わせは小関さん（電話：04-7159-1467)まで。