ぐるっと流山　森のマルシェinサマーフェスタ

森のマルシェ in サマーフェスタ開催　"食と音楽が奏でる、豊かな、いちにち。"を満喫

　ことし6月から第3土曜日に開催している「森のマルシェ」、そして流山おおたかの森駅前を会場に毎年夏の音楽イベントとしておなじみの「サマーフェスタ」。緑の中で"本物"を楽しむ二つのイベントが、8月7日（土曜日）、初めて同日開催され、好天の中親子連れなどたくさんの来場者で賑わいました。

　南口都市広場（サマーフェスタ会場）では、佐藤正樹実行委員長、井崎市長のあいさつに続き、お昼前から途切れることなくパフォーマンスが繰り広げられました。子どもから大人まで130人が在籍する流山のダンスチーム「DANCE☆BOX」の華やかなメドレーで幕を開けたステージ。観客のごく間近で、色とりどりの衣装でのダンスは圧巻。続いては「天装戦隊ゴセイジャー」のショーに子どもたちは大喜び。握手会も盛況でした。続いておもちゃの楽器でジブリ音楽を奏でる「トイ・マジック・オーケストラ」が素朴な音色で子どもたちもよく知っているナンバーを披露。途中子どもたちも楽器を手に登壇し、演奏に参加して楽しそうでした。

　暑さを吹き飛ばすチアパフォーマンスの後はバンド演奏が続きます。ファーストアルバムを発売したばかりの「LADY BiRD」。サラリーマンを中心としたバンド「√9（ルートナイン）」は、飾らない等身大の歌詞で歌いあげ、演奏後の名刺交換会には行列ができました。人との出会いを大切にしたいという「カケラバンク」は独特なヴォーカルと激しいパーカッションで、会場を沸かせました。日中の強い日差しも落ち着き、涼しくなってきた頃に始まった「フラダンスショー」では、華やかなフラ衣装を身に纏った女性たちが、日頃フラ教室で練習に励んでいるというダンスを披露し、会場はゆったりとした空気に包まれ、ゆるやかな時間を楽しみました。

　猛暑のこの日、観客のオアシスとなったのは会場に出店した数々の出店です。冷たいビール・ジュースに多種多様なフード。椅子やパラソルも配置され、さらには流山らしい木立の日陰もあり、観客の皆さんはそれぞれのペースでのんびりと音楽やダンスを楽しんでいるようでした。

　すっかり日も落ち、客層もだんだんと大人が多くなってきた頃に、本日締めのイベント「神村英男ジャズセッション」が始まりました。出演は、トランペッターの神村英男さんを始め、各地のライブハウスやイベントに出演するmasumiさんや、ロック歌手のミッキー・カーチスさんなど豪華メンバーが勢ぞろい。昨年も出演していただいたミッキー・カーチスさんなど、昨年同様にパワフルなステージを見せてくれました。

　一方、都市公園（森のマルシェ会場）でも、10数店舗が出店し、こだわりの食材を求める人たちで賑わいました。前回までも好評だったランチバイキングや、芝生の木陰でのパークヨガなどが催されました。子どもたちが集って大人気だったのが、同じく木陰で行われた「ドラムサークル」。用意されたジャンベ・スルド等の打楽器のほか、自分たちで作った「エコ・シェーカー」（空き容器にビーズなどを入れて作り、振って音を出します）も加わって、参加者みんなが輪になってひとつの音を作りだしました。

　初の同日開催が盛況のうちに幕を下ろした2つの催し。「森のマルシェ」は今後も12月まで、毎月第3土曜日に開催予定です。この日の模様はJCNコアラ葛飾の取材を受け、同社デイリーニュースで放映される予定です。また、放映後はパソコンで同社ホームページ・デイリーニュースからいつでも視聴可能です。