ぐるっと流山 運河開通120周年朗読劇ワークショップ

ページ番号7040 更新日 平成22年8月10日

通水120周年を記念した「利根運河物語」朗読劇  本番に向けて出演者ら鋭意練習中です

出演者の皆さん

 利根運河通水120周年を記念した博物館の企画展「利根運河120年の記録~魅力ある土木遺産」のオープニング記念として、10月9日(土曜日)、朗読劇「利根運河物語」を流山市文化会館ホールで公演します。この公演のため、出演者26人が今年5月から稽古に励んでいます。指導いただいているのは、演出家の梅田宏さん(劇団彩主宰、日本演出家協会会員)です。


梅田宏先生の指導

 稽古は本番直前までに通算20回、生涯学習センターで行っています。5月から始まったワークショップも半ばを過ぎ、本番が近くなってきたことから練習にも熱が入っているところです。朗読劇に参加するのは初めての方がほとんどということで、月曜コース:ナレーション担当、火曜コース:台詞担当と2組に分かれて練習しています。8月10日(火曜日)の台詞担当のワークショップには、メンバー15人中14人が出席。まずは配役の確認からスタートし、劇団「彩」の森本克己さんも加わっての稽古となりました。


この日は台詞グループの練習です

 指導にあたった梅田さんは、舞台芸術学院に演劇を学び、表現座を結成、NHK名古屋放送劇団を経て、池袋で球体劇場を主宰。32年前に野田市で劇団「彩」を結成し、俳優、演出として活躍、現在に至っています。  指導中、「自分の役をイメージしてほしい、女中役は女中の気持ちになって、どんな人柄か、どんな生活をするかなど人物像を想像してほしい」と伝えていました。朗読劇は芝居なので、台詞の投げ合い、キャッチボールが大切、そして「間」も重要だということです。


ボードに立ち位置を書いてイメージを

 役になりきっての台詞稽古では、声の大きさ、息継ぎの場所、声の強弱、話す速度の緩急、「ぬかるみち」などわかりにくい言葉は特にはっきり話すようになど、細かい指導が行われました。さらに、「場の情景を思い描きながら気持ちを入れて話してほしい」と指導します。舞台上での自分の状態、場面が想像できないとの受講生からの質問には、イメージできるよう、ボードに立ち位置などの絵を描いて熱心に説明されていました。メンバーは本番前には舞台上でリハーサルを行います。それに向けて、力の入った練習はこれからも続きます。


本番はぜひご観覧ください

 今回の朗読劇は、脚本が旅行作家の山本鉱太郎さん、演出は梅田宏さんという豪華な布陣です。利根川と江戸川を結ぶ「利根運河」が明治23年の竣工から通水120年目を迎えたことを記念し、この運河開削に関わった人たちの苦労や喜びを中心に運河通水までを描いた朗読劇です。
 10月9日(土曜日)午後1時30分から、流山市文化会館ホールで開催。申込み不要、入場無料です。みんなでつくる明治時代の地域の歴史劇に、お誘い合わせのうえご来場ください。お問い合わせは、文化会館(電話:04-7158-3462)へどうぞ。


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