ぐるっと流山 山本さんが「流山 産業人国記」を出版

ページ番号6960 更新日 平成22年10月22日

山本文男さんが「流山 産業人国記」を出版  広報ながれやまでの連載を集大成させた一冊

「昭和の流山産業人たち」の写真

  広報ながれやまで、平成17年4月から平成20年3月までの3年間、月1回のペースで連載されていた「昭和の流山産業史」。流山で生まれ育った企業などを貴重な写真や豊富な資料、関係者へのインタビューなどで紹介し人気を博しました。この産業史を執筆した山本文男さんが、広報に連載した36話に新たな書き下ろしを加えて「流山 産業人国記」を出版しました。流山の知られざる産業史をひも解いた珠玉の一冊です。


井崎市長に本を紹介する様子の写真

 10月22日には、山本さんが市長室を訪れ井崎市長に出版の報告をしました。市の広報紙への連載がきっかけで出版に至ったことから、井崎市長も「3年間にわたり広報ながれやまに執筆された昭和の産業史のまさに集大成。多くの市民に手に取っていただきたいですね」と上梓をお祝いしました。山本さんは、「この本は、昭和の時代に地方都市の流山で、血と汗と涙で一時代を築いた産業人たちの物語です。今、日本は就職に厳しい時代。この本が、起業する若者たちの参考になれば」と語っていらっしゃいました。


偉大な流山の産業人を紹介しているページの写真

 本書には、ショットピーニングの技術で日本の自動車工業会を救った日本鋳工株式会社の技監・福田連氏や電気のいらない真空掃除機を発明した福場博氏、「ランバーコア」の卓球台を開発して日本の卓球界に貢献した松田英治郎氏、「オールアンカー」を発明し日本のビル建設を支えたサンコーテクノ株式会社の洞下三兄弟、流山市十太夫からファンケル化粧品を開発した池森政治氏など、流山の産業史を綴ってきた方々が多数登場します。


市長室での様子の写真

 本書はA5判384ページ、定価3,990円(税込み)。出版は、流山2丁目にある崙書房です。市内では、紀伊國屋書店流山おおたかの森店、イトーヨーカドー流山店内多田屋書店、宮脇書店(鰭ケ崎)、直道書店(西初石3丁目)などでお買い求めいただけます。問い合わせは、崙書房(電話:04-7158-0035)まで。山本さんは、今年82歳になられたそうですが、次は流山の商業や建設業、農業などをまとめた第2巻を1年以内に出版したいと意欲的です。


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