ぐるっと流山 藤島博文・大千展

ページ番号6699 更新日 平成22年4月5日

藤島博文・大千画伯の初の親子展 日展受賞作品など大作含め60点を展示

藤島博文・大千展の写真

 生涯学習センターの大ギャラリーで4月11日(日曜日)まで、藤島博文・大千展「日本画 美しき生命の輝き・引き継がれる美しき心」が、毎日午前10時から午後6時まで好評開催中です。日展会員であり、日本特有の美について様々な活動をされている藤島博文画伯と、氏のご息子で日本画家の藤島大千画伯による初の親子展です。かつて総理大臣官邸に掲示され、博文画伯の代名詞でもある丹頂鶴の作品をはじめとする代表作、大千氏の日展入選作など約60点が展示されています。入場料は当日600円、高校生以下・障害者手帳をお持ちの方は無料です。

 会場に入るとまず目に飛び込んでくるのが、総理大臣官邸にも飾られていた博文画伯の「黄鶴の図」です。仲睦まじい2羽の丹頂鶴の作品ですが、他にも博文画伯の作品には多くの丹頂鶴が描かれています。その優雅な動きと気品ある姿に魅せられ、博文画伯は「自分ならではのツルを描きたい」と許可を得て特別天然記念物でもある丹頂鶴2羽を飼育しているとのことです。また、昭和58年に日展特選を初受賞した「ドーベルマンと少女」も必見です。


「朝」の写真

 息子の大千画伯のコーナーでは、人物を描いた柔らかなタッチの作品が目立ちます。平成9年に日展特選を受賞した「朝」は、母親と赤ちゃんを描いた優しい作品。平成20年、第41回日展に出品された「褒姒」は、中国古代の伝説上の女性を描いたもので、今回出展されている他の作品とは趣が異なりとても目を引きます。


展示会の写真

 松戸市から見学にいらした蒲田美枝子さんは、11年間日本画を学ばれているそうで、「素晴らしい作品ばかりで感激しました。後藤純男展も来ましたが、お隣の市で素敵な作品展が多く開かれてうれしいです。これからも、大いに期待しています」と語ってくださいました。期間中最初の週末となった3日・4日では、約200人の方々が訪れ1つひとつの作品をゆっくりとご覧になっていかれました。会期は4月11日(日曜日)までです。まだ来場されていない方は、ぜひお見逃しのないように。問い合わせは生涯学習センター(電話:04-7150-7474)へ。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ