ぐるっと流山 甲子園出場の鵜沢投手

ページ番号7493 更新日 平成23年8月30日

東部中学校出身の鵜沢弘充投手 甲子園出場の報告で市長室へ

甲子園に出場の鵜沢投手

 8月30日、茨城県代表として夏の甲子園で戦った藤代高校3年・鵜沢弘充君が大会の報告に市長室を訪れてくださいました。鵜沢君は、市立東部中学校出身。中学時代は足も速いし、ジャンプ力もすごい。身体能力の高さは群を抜いていたと当時の恩師が語る逸材です。幼少時代には、習っていた水泳や体操も大好きだったそうですが、少年野球を始めてからは野球1本に絞り、藤代高校では押しも押されもせぬエースピッチャーとして活躍してきました。


中学時代の恩師にも久々の再会

 茨城県大会準決勝・常総学院戦では、0対0の同点から8回に逆転。鵜沢投手は要所を締めるピッチングで9回を投げぬき、強豪相手に2対0の完封勝ちを収めました。県大会決勝・霞ヶ浦戦も4対5のビハインドから9回に2点をあげ逆転サヨナラ勝ち。この勢いで甲子園に乗り込み、8月11日に徳島商業と対戦しました。


サインも披露してくれました

 鵜沢投手が、この夏のベストゲームと評する徳島商業戦は、前評判どおり鵜沢投手と徳島商業・龍田投手との投げあいとなりましたが、4回に先頭打者にヒットを許すとこの回2失点。7回102球を投げ、自責点1・失点3で、チームも1対3と惜しくも敗れましたが「普段どおり、冷静に、そして楽しく。思い切り力は出し切りました」と敗れて悔い無しの心境だったそうです。


先々が楽しみな鵜沢投手

 懇談でもマウンド上と同じくひょうひょうとした印象がありましたが、実はものすごく緊張するタイプだそうです。ピッチャーというポジション上、常に「焦って一人で戦ってはいけない」と自分に言い聞かせているそうですが、この春からバッテリーを組んでいる佐藤捕手がピンチの時によく声をかけてくれたといいます。チームの雰囲気を聞くと「本当に仲が良くて、常にチーム一丸。チームプレー抜群の最高のチームでした」と笑顔で話してくれました。


井崎市長らと

 井崎市長は「今後の人生では、多くの壁や挫折が待ち受けているかもしれませんが、今回の経験が必ず生きてくるときがきます。頑張ってください」と激励しました。「この後の進路は?」の問には、「まずは大学に進学を希望しています。野球は続けていって、4年後にチャンスがあればプロを目指したい」と、今日もこれから高校へ行って受験勉強とのことでした。最速143キロメートルのストレートと、縦に落ちるスライダーやカーブなどの変化球を武器に茨城屈指の好投手と言われる鵜沢投手。まずは大学、そして4年後が楽しみです。


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