ぐるっと流山 アンサンブル・ベルリンin流山2011

ページ番号7379 更新日 平成23年11月29日

ベルリン・フィルのメンバーによる珠玉のアンサンブル

「アンサンブル・ベルリンin流山2011」

 11月27日(日曜日)、文化会館で「アンサンブル・ベルリンin流山2011」が開催されました。この公演は世界3大オーケストラに数えられるベルリンフィルハーモニー管弦楽団の来日に合わせて企画されました。今回の来日では東京、広島、岩手など5公演が予定されています。


世界3大オーケストラに数えられるベルリンフィルハーモニー管弦楽団の来日に合わせて企画

 アンサンブル・ベルリンは平成11年、ドイツのランツベルグ音楽祭をきっかけに団の有志によって結成され、平成18年にはベルリン・フィルの室内グループとして正式に仲間入りを果たしました。演奏スタイルは室内楽から室内オーケストラまで、曲目も古典から現代音楽まで幅広いスタイルで、世界各地で公演活動をしています。最近では平成23年東北地方太平洋沖地震が起きた際にいち早くチャリティーコンサートを開催し、10,000ユーロを越える義援金を集めています。


演奏した曲目は11曲

 今回演奏した曲目はモーツァルト、ロッシーニなど有名作曲家の歌劇をアレンジした曲など11曲。ヴァイオリン2台、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、オーボエ、ファゴットの7名の奏者による約2時間に渡る公演でした。中でもモーツァルトの歌劇『ドン・ジョバンニ』では普段はオーケストラの土台として重厚な低音を奏でるコントラバスがソロとして登場。ウルリッヒ・ウォルフさんの奏でるコントラバスの豊かで温かい音色は男声そのもの。コントラバスの新しい一面に観客は魅了されました。


コントラバスの豊かで温かい音色

 パスクッリの『蜂』ではクリストフ・ハルトマンさんのオーボエ超絶技巧を披露。譜面台2台に目一杯楽譜を広げ、楽譜をめくる暇がないほど速いパッセージを鮮やかに吹きこなす姿に拍手が湧きあがりました。


サイン会

 アンサンブル・ベルリンの卓越した技術と表情豊かな演奏にかかれば知らない曲でも「この曲は素晴らしいんだよ。楽しいんだよ。」と語りかけてくれるような、そんな幸せな時間がホールを包みました。2時間に渡る演奏会の最後まで疲れを微塵も感じさせず、サイン会にも笑顔で応じてくださいました。このあと、メンバーと一緒に演奏できるマスタークラスも行われました。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ