ぐるっと流山 ヘリによる地上120mからの救出訓練

ページ番号20258 更新日 平成26年2月17日

流山市消防本部と千葉市消防局が連携

千葉市と連携

 2月17日(月曜)、流山市消防本部では、千葉市消防局航空隊と連携して、クリーンセンター煙突最上部からヘリコプターで重症者を救助する訓練を実施しました。千葉県広域消防相互応援協定に基づき、東日本大震災でも活躍した千葉市消防局航空隊と連携して訓練するもので、発災時の消防ヘリコプターとの連携強化を目的に行われました。


地上120メートルからの救出訓練

 訓練の想定は、市内で最も高い、地上120メートルのクリーンセンター煙突最上部で、メンテナンス作業中に目まいを起こした男性作業員からの119番を、状況確認後に流山市のみでは救出困難であると判断し、千葉市消防局航空隊へ消防ヘリコプターの出動要請をするものです。千葉市消防局航空隊でも、高層ビルでの救出訓練を実施したことはありますが、煙突最上部での救出訓練は初の試みとなります。


上空でホバリング

 ほっとプラザ下花輪の多目的広場から轟音を上げて飛び上がったヘリコプターはすぐに要救助者のいる煙突最上部へと移動。上空でホバリングをするヘリコプターから千葉市の航空救助員1名が煙突最上部への着陸を試みます。しかし、高層ビルなどとは違って目標物がないためポイントがつかみにくく、ポイントをつかむために高度を上げると揺れが強くなるため、安全を優先する訓練では着陸を見送りました。


新たな課題が見つかる

 市消防本部では、「実際の救助では降り立って救出をしますが、今回は訓練なので降り立ちませんでした。今後、今回のように目標物がない場所でのよりよい救出方法を、千葉市と協議していきます」と今回の訓練により、新たな課題を発見できたとしています。また、今回の訓練では、煙突からの救助以外にもストレッチャーなどを使った、ヘリコプターからの吊り上げ救助訓練も実施しました。千葉市消防局では消防ヘリコプターを2機所有しており、出動要請時には千葉市から流山まで15分ほどで到着するとのことです。


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