ぐるっと流山 小企画展「最新発掘速報展」

ページ番号16651 更新日 平成25年5月17日

5月19日には発掘成果報告会も

江戸川台西四丁目の住宅街にある縄文時代の遺跡

  博物館では5月2日から6月16日まで、小企画展「最新発掘速報展」を開催しています。展示は、平成23・24年度に市教育委員会が市内で発掘調査を実施した成果を公開しています。展示の目玉は平成23年に調査した小谷貝塚です。江戸川台西四丁目の住宅街にある縄文時代の遺跡で、昭和30年代の江戸川台団地の造成の際に破壊されてしまったと考えられていましたが、平成16・23年度の調査で縄文時代中期から後期(約5,000~2,500年前)の集落の大部分が残っていたことが明らかとなりました。


名都借城跡の和鏡

  展示では、埋甕などの縄文土器をはじめ、狩りに使った石鏃(せきぞく)や軽石製の浮子・土器片錘(どきへんすい)・石錘(せきすい)などの漁労に使った道具、どんぐりなどの堅果類を割ったり、すりつぶしたりするために使われた石皿・たたき石などの調理道具、土器の表面が赤く塗られた赤彩土器など、当時の生活道具を見ることができます。ほかには、長崎金乗院遺跡の古墳時代と中世の遺物や名都借城跡の和鏡なども展示をしています。


遺跡

  詳しく展示の内容を知りたい方のために、6月1日・8日(土曜日)の午前10時からギャラリートーク(申し込み不要、当日直接参加)を行います。また、5月19日(日曜日)には発掘成果報告会を開催します。定員にはまだ余裕がありますので、是非ご参加ください。更に今回の展示会では、約100点ある展示の中で48点の遺物についての人気投票も開催しています。みなさん是非博物館に立ち寄って、あなたのお気に入りの展示品に1票を投じてください。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ