ぐるっと流山 岡倉日出夫・道子絵画刺繍作品展

ページ番号24710 更新日 平成27年2月25日

岡倉日出夫・道子絵画刺繍作品展

   平成27年2月22日(日曜)から流山市生涯学習センターで岡倉日出夫・道子絵画刺繍作品展が開催されています。2月28日(土曜)に同センターで開催される東日本大震災被災地復興支援チャリティ上映会「天心」の関連企画として行われているものです。岡倉天心の甥・岡倉秋水のお孫さんで流山にお住いの画家・岡倉日出夫さんご夫妻による作品展です。


岡倉天心の甥・岡倉秋水のお孫さんで流山にお住いの画家・岡倉日出夫さんご夫妻による作品

   初日となった22日(日曜)には、遠く金沢や青森などからもお客様がいらっしゃいました。日出夫さんが描く絵画は、奥行き感のある色の美しさが特徴の水彩画で、画用紙全体を水で濡らした上に色を置いていく「ウエット・イン・ウエット」という技法で描かれています。「流山の風景」「夏の奥多摩湖」など24点の風景画や静物画が展示されています。


風景画や静物画が展示

   日出夫さんが初めて個展を開催した8年前、硬いベンチの上に、道子さんが刺繍をした座布団を置いたところ好評だったことが転機となって日出夫さんの絵画と道子さんの刺繍による夫婦作品展に発展。会場いっぱいに愛らしい猫たちの姿を座布団カバーに仕上げた刺繍が来場者を出迎えてくれます。会期は、3月2日(月曜)までの10時から21時(最終日は15時まで)。入場は無料です。


道子による刺繍

  流山6丁目の「杜のアトリエ黎明」は、洋画家の故・笹岡了一氏、同じく画家で歌人でもあった故・秋元松子氏が、創作活動とともに、後進の指導に当たった場所で、その遺族である画家の秋元由美子氏から、社会教育に役立てて欲しいと寄贈を受け開放されています。この地には、かつて岡倉天心や菱田春草が訪れ、醸造家・秋元洒汀(しゃてい)が彼らを物心ともに支えた日本美術史上重要な場所です。天心や春草から秋元家に送られたお礼状などの手紙類が現在も多数保管されています。


岡倉日出夫・道子絵画刺繍作品展

   激動の明治初期に日本画壇を支えた人々を描いた映画「天心」は、流山市生涯学習センターで2月28日(土曜)10時30分からと、14時から、17時30分からの3回上映されます。前売り券は、一般1,300円、60歳以上1,000円、中高生800円、当日券は一般・60歳以上共に1,500円、中高生800円。主催は流山市立博物館友の会。お問い合わせは流山市生涯学習センター(04-7150-7474)。


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