ぐるっと流山 イプシロンの音楽教室 二胡×ピアノ バレンタインコンサート

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ページ番号1044996  更新日 令和6年4月4日

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イプシロンの音楽教室 二胡×ピアノ バレンタインコンサートのチラシ

 令和6年2月14日(水曜日)、スターツおおたかの森ホールで「イプシロンの音楽教室 二胡×ピアノ バレンタインコンサート」が開催されました。このコンサートはクラシック演奏会でありながら、中国楽器の二胡が登場し、かつピアノが2台使われるという、今までのクラシック演奏会とは違う「新しい音楽」と出会うことができる演奏会で、「イプシロン ピアノデュオ」が主催となって企画したものです。
 「イプシロン ピアノデュオ」は市内在住のピアニスト・北端祥人さんと守重結加さんによるピアノ・デュオです。二胡奏者の陳さんとの出会いは、イプシロン ピアノデュオの友人が陳さんの演奏を聴き、ぜひイプシロン ピアノデュオと共演してもらいたいと熱望されたことがきっかけで、今回の演奏会が初共演となりました。

ロビーに設置された作品の写真。無数のワイヤーのような紐がつるされており、各ワイヤーに花弁が何枚も取り付けられている。

 ホールロビーでは、演奏会の開催時間内限定で、市内在住の陶芸作家である斉藤友美恵さんの作品展示がありました。白磁で表現された花弁が何枚もつるされており、まるで花弁が舞っているような作品です。白磁の花弁は、よく見ると1枚1枚がそれぞれ違う形・表情をしており、とても精巧なものでした。

並べられた2台のピアノで、演奏するイプシロンピアノデュオのふたりの写真

 いよいよコンサートが始まりました。コンサートは二部構成で、第一部の前半はピアノ2台で演奏する「2台ピアノ」です。サブタイトルは「知っているのに、初めて聴く曲?」で、司会者から客席に「1台のピアノ曲としては有名でも、2台ピアノという編成で聴くのは初めての方が多いのでは?」という投げ掛けから演奏が始まりました。
 オープニングはW. A. モーツァルト作曲(E. グリーグ編曲)「ピアノソナタ第15番 ハ長調 K545 より第1楽章」です。この曲はピアノ学習者が必ず一度は弾くモーツァルトのソナタ(K545) に、グリーグが第2ピアノを付けた曲です。2曲目はE.ポルディーニ作曲「シューベルトの即興曲による習作」、3曲目はG. ホルスト作曲 組曲「惑星」より「木星」が披露されました。

1台のピアノで連弾するイプシロンピアノデュオのふたりの写真

 第一部の後半は、イプシロン ピアノデュオによる「ラグタイム・セレクション」です。ラグタイムはジャズ以前のアメリカ音楽の原点で、とても楽しい曲の紹介でした。それぞれのソロ、ピアノ1台を2人で演奏する連弾、そして2台ピアノと、さまざまな編成を楽しめる贅沢なステージでした。

二胡を演奏する陳さんと伴奏をするイプシロンピアノデュオの写真

 休憩後の第二部は、中国楽器の「二胡」で日本の「うた」を演奏するという内容で、イプシロン ピアノデュオの伴奏で、日本の唱歌から昭和歌謡、平成流行歌や武満徹の歌曲まで、10曲が演奏されました。演奏された音楽はやさしさが感じられ、二胡の柔らかな音色が懐かしさも誘いました。

舞台裏でポーズをとるイプシロンピアノデュオと陳さんの写真

 アンコールでは、外国の曲が2曲演奏されました。終演後は演奏者の出待ちが多く、特に子どもたちが演奏家と写真を撮る光景がみられました。ご年配の方も多く聴きに来られたようで、とても満足度の高い演奏会であったことがうかがえました。観客の方からは、「こんなに柔らかなピアノの音色は初めてで、すばらしかったです」「2台ピアノは初めて聴きましたが、迫力があってすごかったです」などの感想がありました。

ワークショップ会場でイプシロンピアノデュオと陳さんが演奏会のチラシを持って撮った写真

 なお、今回の演奏会が開催される半月前の令和6年1月28日(日曜日)には、同じくスターツおおたかの森ホールで二胡の体験教室が開催され、お子さんも多く参加しました。
 イプシロン ピアノデュオは今後も流山市を拠点に音楽活動を続けていくそうです。

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