ぐるっと流山 江戸川台東自治会館でフードパントリー

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ページ番号1029247  更新日 令和2年12月1日

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地元の商店や農家の皆さんが協力

写真:フードパントリーの様子

 令和2年11月29日(日曜日)、江戸川台東自治会館でお弁当などを無料で配布する「フードパントリー」が行われました。この催しは、地域で子ども食堂活動を続けている「みんなの江戸川台キッチン」(加藤美佳里代表)が主催したもので、地元の商店や学校、自治会の皆さんと連携して続けてられています。今回は、「秋の大抽選会」も同時開催され、お子さんを中心に秋の一日を楽しんでいました。

写真:フードパントリーの様子

 今回、協力してくださったお店は、「café & dining A-U-N」「ピッツェリアニコ」「Brasserie TA-KE」「和風ダイニングわっ嘉」の4店舗の皆さん。和風ダイニングわっ嘉からは、オーナーシェフの金子淳一郎さんも車いすで会場にいらして配布のお手伝いをされていました。配布されたお弁当も、ピザあり、サンドイッチあり、アジフライありとバラエティに富んでいました。

写真:フードパントリーの様子

 また、前日の11月28日(土曜日)にキッコーマンアリーナで開催された「第53回流山市農業共進会」での野菜なども配布されました。農業共進会は、毎年、この季節にとうかつ中央農業協同組合、流山市農業委員会、北総農業共済組合、流山市園芸団体連合会同会の協賛を得て開催される野菜等の品評会です。出品されたネギやハクサイなど、農家の皆さんが手塩にかけて育てられた野菜も、例年は即売会が行われますが、今年は実施されなかったため、「とうかつ草の根フードバンク」を通して、市内の子ども食堂に無償提供されました。

写真:フードパントリーの様子

 このイベントを周知するチラシは、地元の江戸川台小学校でも児童に配布されます。江戸川台小学校では、6年生が、今回お弁当をつくってくださったシェフによる「職業人講話」を行ったばかりだったこともあり、「あの人がつくってくれたお弁当だね」と話し合う姿も見受けられました。また、同小の元PTAの農家の方からも大きなサツマイモが提供され、「天ぷらにしようかしら」「焼きいももおいしそう」と持参されたエコバッグに入れていかれる皆さんが列をつくっていました。

写真:フードパントリーの様子

 「フードパントリー」の後は、隣接する江戸川台稲荷神社で「秋の大抽選会」が行われました。運営は、地域の小学生たちの手で行われ、会場の入り口で抽選箱からカードを引くと、カードの色によって、賞品を選べるコーナーが変わってくるという仕組みです。賞品は寄付されたおもちゃや雑貨、お花など。会場では、絵本のフリーマーケットなども開催され、ご家族連れでにぎわっていました。

写真:フードパントリーの様子

 この「フードパントリー」は、公益財団オリックス宮内財団、流山市子ども食堂ネットワーク、NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえ、とうかつ草の根フードバンク、流山市社会福祉協議会、そして流山市内の農家の皆さんの協力を得て続けられています。新型コロナウイルスの感染を防ぐためマスクを着用し、受付で住所や電話番号などを記入し、万一感染者が出た場合に備えました。

写真:子ども食堂の活動を紹介する漫画「ここで、のできごと」

 流山市内には、現在、12団体が子ども食堂を運営しています。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、皆が集まって会食することが難しいと判断される会場などでは、こうした「フードパントリー」活動や、家で余った食材などの寄付を募る「フードドライブ」活動が活発に行われています。その1つ、南流山子ども食堂の有志の皆さんは、子ども食堂の活動を紹介する漫画「ここで、のできごと」(はしもとあや作)を自費出版するなど活動の輪が多彩に広がっています。

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