避難所における新型コロナウイルス感染症対策について
新型コロナウイルス感染症がまん延する状況において、災害が発生し避難所を開設する場合には、感染症対策に万全を期すことが重要となっています。
このような中、避難所を開設する場合は、感染症のリスクが高い環境での生活になるため、感染症対策が特に必要となります。
したがいまして、流山市では、新型コロナウイルス感染症がまん延する状況における避難所の運営については、次のように対応します。
市民のみなさまのご理解とご協力をよろしくお願いします。
避難を検討している方へ
大雨等においても土砂崩れや洪水などの恐れがなく、自宅での安全確保が可能な場合、感染リスクを負ってまで避難所に行く必要はありません。
本当に避難所に行く必要がある方が利用されるよう、ご協力をお願いいたします。
また、避難所だけでなく、安全な親戚や友人宅に避難できるよう、あらかじめ連絡をとるなどのご協力をお願いします。
なお、避難情報については、災害の種類や規模などの状況に応じて、防災行政無線、安心メール、テレビ、広報車等で、適宜、お知らせしますので、ご家族をはじめとする身の安全の確保をお願いします。
発熱、咳などの症状が出た方の避難所・スペースの確保
避難所開設に際し、発熱、咳などの症状がある方は、避難所内に別室を設けます。
体育館やホールなどの大きな空間では、できる限り間仕切りを設けるほか、屋根付きパーテーションなどで、世帯毎に居住スペースを区分けします。
(例)
・学校や公民館などの避難所では、一般の方は体育館やホールに避難し、症状のある方は、教室などの別室に避難をするなど居住区域を分けます。
・福祉会館などは、会議室や談話室、和室などを活用し居住区域を分けます。
・キッコーマンアリーナなどの体育施設では、メインアリーナとサブアリーナなど部屋ごとに区域を分けるなど、各施設毎に対応を図ります。
・また、避難所自体を、一般の方用と症状のある方用など、区分けする場合もあります。
また、可能な限り、発熱、咳などの症状がある方とそうでない方の避難所内における出入り口や通路などの動線を別々に区分します。
十分な換気の実施、区画の確保
流山市では、小中学校をはじめとして、65カ所の指定避難所がありますが、避難者同士が十分な区画を確保できるように、これまでよりも多くの避難所を開設します。
また、避難者の密集、密接を避けるため、これまで以上に通路を設けるとともに、避難所内の十分な換気に努めるなどの対応を図りますので、みなさまのご協力とご配慮が必要となります。
なお、避難所内が過密になることを防ぐため、止むを得ず他の避難所をご案内する場合がありますので、その際は、ご協力をお願いします。
マスクなどの感染症対策物資の持参
流山市でも、マスクやビニール手袋、消毒液、体温計などの備蓄をしていますが、数に限りがあること、また長期間にわたる対応も想定されますので、ご自宅でご用意している災害用備蓄品(水、食料、毛布等)に加え、マスクなどの感染症対策物資の持参をできる限りお願いします。
【感染症対策として持参していただきたい物】
- マスク
- 体温計
- アルコール消毒液(携帯用除菌シートなど)
避難をされた方は、マスクの着用を徹底していただきます。
※ なお、感染症対策物資については、開設した避難所でも準備します。
また、手洗いをするとともに咳エチケットなどの基本的な感染症対策の徹底をお願いするとともに、毎日、感染症のチェックシートにご記入いただきます。
避難所における新型コロナウイルス感染症対策については、次の資料をご覧ください。
- 災害時における避難所運営の手引き~新型コロナウイルス感染症への対応編~(千葉県)(外部リンク)
- 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練ガイドライン【第2版】(内閣府)(外部リンク)
- 新型コロナウイルス感染症を踏まえた災害対応のポイント【第1版】(内閣府)(外部リンク)
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市民生活部 防災危機管理課
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