高齢者入所施設における面会について
高齢者入所施設における面会について
令和3年11月19日に、国の新型コロナウイルス感染症対策本部における「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更され、高齢者施設等における面会については、面会者からの感染を防ぐことと、患者や利用者、家族のQOL(※)を考慮することとし、具体的には、地域における発生状況等も踏まえるとともに、患者や利用者、面会者等の体調やワクチン接種歴、検査結果等も考慮し、対面での面会を含めた対応を検討することとされました。
また、令和3年11月24日には、厚生労働省から「社会福祉施設等における面会等の実施にあたっての留意点について」が示され、社会福祉施設等での面会および外出の実施にあたっての留意点が見直されました。
国民全体のワクチン接種が進み、利用者および職員の感染リスクが従前に比べ低下したとしても、ワクチンの発症予防効果は100%ではないこと、事業所等内部において発症者が出た場合はクラスターに発展する恐れがあること、若年層と比較し高齢者の感染時の重症化リスクが高いことが懸念されます。
流山市としては、面会の取り扱いについては、基本的対処方針や留意点に示されたように、面会を実施する場合は入所者および面会者がワクチン接種済みまたは検査陰性であることを確認できた場合であっても感染防止対策を徹底すること、対面での面会を制限せざるを得ない場合には引き続きオンラインでの実施をすることを求めます。
なお、面会の実施方法については、各施設において取り決めた上で、入所者や家族等に対して丁寧に説明し、理解を得られるよう努めてください。また、感染拡大の兆候がみられた場合は、感染拡大防止の観点と、利用者、家族のQOLを考慮して、対応を再度ご検討ください。
感染拡大防止のため、ご協力をお願いいたします。
※QOLとは、クオリティ・オブ・ライフの略で、肉体的、精神的、社会的、経済的、すべてを含めた生活の質を意味します。
【介護現場における感染対策の手引き第2版(厚生労働省老健局令和3年3月)抜粋】
(下記リンク、厚生労働省HP「介護事業所等向けの新型コロナウイルス感染症対策等まとめページ」に掲載)
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