タイトル:流山市地域公共交通計画について(パワーポイント資料) 流山市まちづくり推進部、まちづくり推進課、交通計画推進室、令和8年5月22日(金) 【目次】、1、流山市地域公共交通計画とは 2、公共交通の現状とサービス導入の検討 3、代替手段導入の検討 (表紙終了) はじめに、「1.流山市公共交通計画とは」について、ご説明します。 1ページをご覧ください。 流山市地域公共交通計画とは、市内の公共交通サービスを持続可能なものとするための、取組みや方針を示した計画です。 交通事業者、市民等で構成された「地域公共交通活性化協議会」の協議を経て、令和4年2月に流山市が策定しました。 主に、市内公共交通機関である鉄道、バス、タクシーと連携した取組みを記載しています。 (スライドの解説) ・流山市地域公共交通活性化協議会の体制の図を示しています。 ・協議会の体制には、学識経験者、道路管理者・交通管理者、交通事業者、県・国、運転者が組織する団体、市民が含まれます。 ・協議会の役割は、公共交通施策(事業)実施の推進、評価・進捗管理、分科会への提言、施策間の調整、情報共有、情報開示です。 (1ページ目終了) 2ページをご覧ください。 本計画では、基本方針を「公共交通で気軽におでかけできるまち」と定めるとともに、この方針に沿った3つの目標を掲げています。 1.移動困難者を無くす公共交通 2.快適に楽しくおでかけできる公共交通 3.市民みんなが支える公共交通 特に、「1.移動困難者を無くす公共交通」という目標の具体的な内容として、「障害者等、単独で公共交通の利用が困難な方々については、福祉政策と連携し、移動手段を確保します」、と明記しています。 このような目標を達成するため、主に交通事業者と協力し様々な施策に取り組んでいるところです。 (スライドの解説) ・内容は説明文のとおりです。 (2ページ目終了) 3ページをご覧ください。 次に、「2.公共交通の現状とサービス導入の検討」について、ご説明します。 はじめに、公共交通の現状です。 本市の公共交通は、鉄道を主軸として、民間バス路線や流山ぐりーんバス、そしてタクシーがそれぞれの役割を担っています。 しかし近年は、燃料費や人件費の高騰に加え、バスの運転士不足による「減便」や「路線の廃止」が相次ぎ、公共交通を維持することさえ困難な状況となっており、民間事業者による新たなサービスの提供、例えばバス路線の新設や増便などは、極めて難しい状況です。 市内においても、路線バスが廃止に至った事例があります。 令和4年12月、京成バスが運行していた、「流山おおたかの森駅前」と「江戸川台駅前」を結ぶ、2つの路線が廃止となりました。 これは、コロナ禍以降のバス利用者の減少と、運転士不足が原因です。 さらに、流山ぐりーんバスは、2年続けて減便となりました。 令和6年4月には、1日最大53便の減便、令和7年10月にはさらに1日22便の減便となりました。 これは、運転士不足と、運転士の時間外労働規制(働き方改革の一環)が原因です。 このような事態に、バス事業者は運転士の処遇改善等による運転士確保に取り組み、また、市はバス事業者への補助金を捻出し路線の維持を試みましたが、路線廃止や減便を止めることは出来ませんでした。 (スライドの解説) ・市内の公共交通網の図が載っています。 ・鉄道の他、路線バスのルート(主に、南流山駅から松戸駅、南流山駅から流山おおたかの森駅、流山おおたかの森駅から江戸川台駅、柏駅から免許センター)、流山ぐりーんバス(6ルート)が図で示されています。 (3ページ目終了) 4ページをご覧ください。 次に、サービス導入の検討です。 先ほどご説明したとおり、市内公共交通を取り巻く環境は厳しいところですが、冒頭で掲げた目標を達成するためには、新たな移動サービス導入の検討も進めなくてはなりません。 本計画では、「公共交通検討地域」において、公共交通導入に関する要望があった場合、検討を進める、と定めています。 この「公共交通検討地域」とは、市内を相対的に見て、つまり、市内を比較した時に、公共交通を利用して「移動ニーズの高い駅」に行きにくい地域のことです。 地図で示したとおり、北部地区では東深井周辺、東部地区では野々下・長崎、前ケ崎などが該当します。 そして検討は、本計画に定めた「検討フロー」に基づき進めます。 (スライドの解説) ・公共交通検討地域(公共交通を利用しにくい地域)が図で示されています。 ・移動ニーズが高い駅は、流山おおたかの森駅、南流山駅、江戸川台駅、初石駅、流山セントラルパーク駅、平和台駅、南柏駅、新松戸駅です。 (4ページ目終了) 5ページをご覧ください。 公共交通検討地域に対する検討フローです。 検討を行うには、事前準備として、5名以上で構成された「地域組織の立ち上げ」が必要です。 地域組織の立ち上げには、いくつか要件があります。 本日、詳細は割愛させていただきますが、大前提として、地域組織の立ち上げには、地域の皆様が「困りごと・意向等を声にすること」、そして、皆様の「力・協力」が必要となることは、ご承知いただきたいと思います。 そして、地域組織と市が協働で、地域の公共交通の現状把握、地域住民へのアンケート調査といった事前準備が整い次第、冒頭でご説明した「活性化協議会」での協議へと進みます。 活性化協議会では、はじめに「民間事業者によるサービスの提供の検討」、これが難しい場合は「流山ぐりーんバス導入の検討」、これも難しい場合は「代替手段導入の検討」へと、順番に検討を行います。 次のページでは、この「代替手段導入の検討」についてご説明します。 (スライドの解説) ・公共交通検討地域に対する検討フローについて、左から右に流れるフロー図を示しています。 ・内容は説明文のとおりです。 (5ページ目終了) 6ページをご覧ください。 次に、「3.代替手段導入の検討」です。 市内で立ち上がった「地域組織」と検討が進んでいるのは、この「代替手段の導入」です。 ご覧いただいている「代替手段の導入検討フロー」に基づき、運行開始に至るまでには、地域の実情・移動ニーズを把握し、地域の特性に応じた移動手段について、地域組織と市が綿密に連携し、活性化協議会で交通事業者等の協議会委員と検討を行う必要があるため、多くの時間を要します。 特に、地域組織は、要望の取りまとめや調整、代替手段検討への主体的な参画など、地域の声を届けていただくため非常に重要な役割を担っています。 (スライドの解説) ・代替手段の導入検討フローについて、左から右に流れるフロー図を示しています。 ・代替手段の検討 ・活性化協議会事務局(市)との協議、活性化協議会へ提出 ・活性化協議会で協議。可決された場合、実証実験。否決された場合、代替手段の検討に戻る。 ・実証実験後、収支が見込めた場合は、運行の開始。収支が見込めない場合は、代替手段の検討に戻る。 ・代替手段の検討基準について、表を示しています。 ・条件:以下のいずれかに該当する地域であり、かつ、活性化協議会において、代替手段の導入の検討が承認されていること。 ・公共交通検討地域を含む一団の地域 ・流山ぐりーんバスの継続判断により路線が廃止となった地域 ・公的負担の考え方:流山ぐりーんバスの水準を基本とします ・地域組織の責務:地域内の市民等のニーズの把握や要望のとりまとめ・調整、市や活性化協議会との協議など、代替手段の検討に対し、主体的に参画すること (6ページ目終了) 7ページをご覧ください。 最後に、流山市地域公共交通計画において「公共交通検討地域」に位置付けられている「八木南団地地区」の事例をご紹介します。 令和5年から協議・検討を進めてきた本地区では、「八木南団地自治会館」と「流山セントラルパーク駅」を結ぶ「乗合タクシー実証実験」を、6月2日から開始する予定です。 乗合タクシーとは、複数の利用者が1台のタクシーに乗り、時刻表に基づき、決められたルートを運行するものです。 地元自治会によるアンケート調査で明らかになった「買い物・通院」といった需要に対応するため、活性化協議会で採決された代替(移動)手段であり、利用者登録をすれば、誰でも利用できる「公共交通」です。 運行概要は、「八木南団地自治会館」を出発した乗合タクシーが、「生鮮市場TOP」を経由し、「流山セントラルパーク駅」までの区間を、毎週火曜日の午前9時から午前10時30分まで、1日3往復するものです。 運賃は1人1回500円で、4名まで乗車可能です。 1年間という期限を設けた「実証実験」になりますので、1年後の利用実態等により、本格運行への移行を判断する予定です。 説明は以上となりますが、市内公共交通を取り巻く環境は年々厳しくなっており、これからは、「利用者が公共交通に合わせる」といった取り組みも必要となっています。 「限りある資源・財産」である公共交通を、「持続可能なもの」とするため、引き続き、皆様の積極的なご利用をお願いいたしまして、私の説明を終わります。 (スライドの解説) ・タクシーの写真を示しています。 ・内容は説明文のとおりです。 (7ページ目終了) タイトル:流山市の公共交通を補完する福祉施策について(パワーポイント資料) 健康福祉部福祉政策課の關口と申します。 ここからは、公共交通を補完する福祉施策について、代表的なものをご紹介いたします。 (8ページ目終了) スライド9ページ目をご覧ください。 福祉有償運送事業は、NPOなどが自家用自動車を使用して行う、有償の運送サービスです。 対象者は、障害者や要介護認定者など、一人で公共交通機関を利用することが難しい方で、事前に運営団体に登録を行ったうえで利用します。 また、対象者の付添人も同乗することができます。 (スライドの解説) ・対象者は1~3の条件をすべて満たすかたです。 1、以下のいずれかに該当するかた ・身体障害者 ・知的障害者 ・精神障害者 ・要介護認定を受けているかた ・要支援認定を受けているかた ・基本チェックリスト該当者 ・その他肢体不自由、内部障害、その他の障害がある方 2、会員として登録されたかた 3、他人の介助によらず移動することが困難で、ひとりで公共交通機関を利用することが困難なかた 1~3の条件をすべて満たすかたの付き添い人も対象となります。 (9ページ目終了) スライド10ページ目をご覧ください。 流山市独自で行っている外出支援サービスについてです。 対象者は福祉有償運送の対象条件に加え、指定難病や特定疾病がある方などで、送迎を頼める家族がいない方、市民税非課税世帯の方などとなります。 このサービスでは、一人では外出が困難な高齢者に、自宅などの入口から病院や介護施設の入口までの移動と、乗り降りの際に手を添える程度の補助を行います。 先ほどご紹介した福祉有償運送を行っている5事業者に委託しています。 (スライドの解説) ・対象者は1~3の条件をすべて満たすかたです。 1、65歳以上でひとり暮らし又は高齢者のみの世帯及びこれに準じる世帯のかた 2、以下のいずれかを所持している高齢者 ・身体障害者手帳 ・療育手帳 ・精神障害者保健福祉手帳 ・要介護認定を受けているかた ・要支援認定を受けているかた ・千葉県特定医療費(指定難病)受給者証 ・特定疾病医療受給者証 3、下記のすべてに該当するかた ・送迎を頼める家族がいないかた ・市民税非課税世帯のかた ・福祉タクシー利用券など、市の類似サービスの利用をしていないかた ・生活保護を受けていないかた (10ページ目終了) スライド11ページ目をご覧ください。 高齢者等移動支援バス事業とは、市内で送迎バスを運行している病院などのご協力により、バスの空席に無料で乗車できるサービスです。 令和7年度は、ドライバー不足と高齢化によって、ルートの廃止及び減便がありました。 令和8年2月現在は5つの病院のご協力により、市内で5ルート運行しています。 送迎バスに一人で乗り降りできる高齢者の方であれば、事前に利用申し込みをすることで利用できます。 (スライドの解説) ・市内の移動支援バスルート図を示しています。 ・内容は説明文のとおりです。 (11ページ目終了) スライド12ページ目をご覧ください。 高齢者免許返納一時金制度についてご説明します。 この制度では、運転免許証を自主返納した75歳以上の高齢者に対して、路線バスやタクシー利用料金を最大1万800円助成します。 高齢者の運転免許証の自主返納と、自家用車から市内公共交通機関への転換を促進することで、高齢運転者による交通事故防止と市内公共交通機関の利用促進を目的としています。 申請者数は概ね横ばいで推移しており、令和7年度は、約350人の方の申請がありました。 (スライドの解説) ・申請者数の実績は、 令和7年度:353人 令和6年度:378人 令和5年度:277人です。 ・なお、令和5年度は11月から事業を開始しています。 ・また、令和7年度の対象事業者数は、タクシー:12事業者、バス:3事業者です。 (12ページ目終了) スライド13ページ目は、市独自で行っている、福祉タクシー利用券の交付についてです。 こちらは、身体障害者手帳1・2級など、重度障害のある方が福祉タクシーを利用した場合に、運賃の約9割を助成する制度です。 交付人数、助成額実績は、共に各年度で若干の変動はあるものの、概ね横ばいで推移しています。 このように、鉄道、バス、タクシーなどの市内公共交通機関と、それらを補完する福祉施策の双方が連携することで継続的に様々な移動ニーズの充足を図っています。 移動困難者と移動手段の確保については、今後もまちづくり推進課交通計画推進室と連携していきます。 (スライドの解説) ・福祉タクシー利用券の交付人数及び助成額の実績は、 令和6年度:1,309人、19,079,520円 令和5年度:1,290人、20,256,300円 令和4年度:1,263人、21,108,130円です。 (13ページ目終了) (パワーポイントの終了)