麻しん(はしか)にご注意ください

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ページ番号1019715  更新日 平成31年3月2日 印刷

麻しん(はしか)の発生について

麻しんの患者さんが増加しています ~近隣市でも発生しています~

麻しん(はしか)について、日本は平成27年3月に世界保健機関(WHO)から麻しんの排除状態と認定されましたが、その後も海外で感染した患者さんなどから国内での感染拡大事例が発生しています。

現在、大阪府など関西地方を中心に、全国で麻しんの患者さんの増加が報告されており、近隣市を含む千葉県内でも、平成31年2月12日以降に9(修飾麻しん※2例を含む)の発生が相次いで報告されています。

  1. 県内発生の患者さん計9例のうち5例については、海外(ラオス・タイ1例、ベトナム2例、モルディブ1例、フィリピン1例)での感染が推定され、日本に帰国・入国後に発症した事例となっています。(発生届出日:2月12日~22日)
  2. その他4例については、1.の患者さんとの接触が確認されている方が3例、調査中の方が1例となっています。(発生届出日:2月17日~26日)
  • 県内発生の患者さん計9例の内訳について、年齢は、10歳未満1例、10歳代1例、20歳代1例、30歳代3例、40歳代3例となっています。性別は、男性6例、女性3例となっています。
  • 住所地は、野田市1例、四街道市1例、千葉市1例、茂原市2例、市川市2例、長生郡2例となっています。
  • 症状は、発熱9例、発疹8例、咳6例、鼻汁4例、結膜充血1例となっています。
  • 予防接種歴は、接種なし2例、1回接種4例、2回接種1例、不明2例となっています。
平成30年9月27日から11月17日までに、松戸保健所管内(流山市・松戸市・我孫子市)および近隣市(柏市、印西市)において、海外での感染と推定される患者さんが確認され、本市2例を含む20例(修飾麻しん※8例を含む)まで感染が拡大する事例が発生しましたが、平成30年12月25日に松戸保健所から終息が発表されています。

麻しんは感染力が非常に強いため、感染拡大に注意が必要です。

  • 麻しんの患者さんと接触した可能性があると松戸保健所等から連絡があった場合は、その指示に従って健康観察等にご協力をお願いします。
  • また、下記にあげる麻しんの症状がみられ感染が疑われる場合は、必ず受診する前に医療機関に電話連絡し、その指示に従って受診してください。

麻しんの予防、感染の拡大防止には、予防接種が重要です。

  • 定期予防接種や緊急任意予防接種の対象のおさんは、「早めに」「確実に」予防接種を受けましょう。
  • 海外に渡航する際には、予防接種を2回受けていない方などは、渡航前にあらかじめ予防接種を受けましょう。また、帰国後2~3週間程度は健康状態に注意しましょう。

市民一人ひとりの感染予防対策へのご協力をお願いします。

麻しん(はしか)について

麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100パーセント発症するといわれています。

一昔前まで、麻しんは「誰でも一度はかかる子どものありふれた病気」「小さいうちにかかっておけば大丈夫」などと思われてきました。しかし、今日では、麻しんは「死ぬこともある恐ろしい病気」「ワクチンで防ぐことができる予防すべき病気」「地球上から排除できる病気」と考えられています。

症状

麻しんウイルスに感染すると、通常10~12日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。約2~4日間38℃前後の発熱、咳、鼻汁、くしゃみ、結膜充血などが続き、熱が1℃程度下がった後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。(より軽い症状や典型的ではない症状となることもあります。※)

肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症するといわれています。その他の重篤な合併症として、患者数万人に1人程度とされ頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染(特に2歳未満)してから、数年の潜伏期間の後(特に6~10歳頃)に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる進行性の中枢神経疾患を発症することもあります。

麻しんは発症してしまうと特別な治療法はなく、今なお先進国であっても患者1,000人に1人の割合で死亡する可能性があるとされています。

感染経路

麻しんウイルスの主な感染経路は空気感染で、その感染力は非常に強く、その他にも飛沫感染や接触感染により、人から人へと感染します。

また、発症した人が周囲に感染させる期間(感染力を有する期間)は、症状が出現する1日前から解熱後3日間まで(全経過を通じて発熱がみられなかった場合、発疹出現後5日間まで)といわれています。

潜伏期間

感染すると約10~12日間の潜伏期間を経て発症します。(21日間程度の場合もあります。※)

※修飾麻しん

幼少時に1回のみワクチンを接種しているなど、麻しんに対する免疫が不十分な状態で感染した場合は、より軽い症状や典型的ではない症状となることがあり、このような麻しんを「修飾麻しん」といいます。

例えば、潜伏期間が長くなったり、高熱が出ない、発熱期間が短い、発疹が手足だけで全身には出ないなどがあり、風しんなどに似た症状を呈することもあります。感染力は典型的な麻しんと比べて弱いといわれていますが、気付かずに周囲への感染源になることがあるため、注意が必要です。

麻しん(はしか)の感染が疑われる時

麻しんは感染力が非常に強く、空気感染により直接の接触がなくても同じ空間を共にするだけで周囲に感染させてしまう可能性があります。

麻しんの患者さんと接触した可能性があると松戸保健所等から連絡があった場合は、その指示に従って健康観察等にご協力をお願いします。

また、発熱や発疹《i.》など麻しんを疑う症状が現れた場合は、必ず受診する前に医療機関に電話連絡し、麻しんの患者さんとの接触の可能性や海外渡航歴の有無とともにその旨を伝え、医療機関の指示に従って受診してください。なお、受診の際には公共交通機関等の利用は避けてください。

  1. 麻しんは通常、発熱後に一度熱が下がってから、再度の高熱と共に発疹が出現します。麻しんの患者さんとの接触や麻しん発生地域に滞在した後、発疹以外の症状が出現した場合も注意しましょう。

麻しん(はしか)を予防するために

麻しんは感染力が非常に強く、空気感染もするので、手洗いやマスクのみでの予防はできません。また、発症してしまうと、麻しんに対する特別な治療法はなく、症状をやわらげるための処置しかありません。麻しんを予防する唯一の手段は予防接種です。

麻しんにかからないよう自分を守るのはもちろんのこと、麻しんにかかって多くの人を感染の危険に曝さないためにも、予防接種を受けることが重要です。


麻しん定期予防接種の対象者(第1期:1歳以上2歳未満、第2期:5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間)で、まだ受けていないお子さんは、「早めに」「確実に」予防接種を受けましょう。詳細については、下記のリンク先ページをご覧ください。

麻しん(はしか)緊急任意予防接種を実施しています

流山市では、子どもの麻しん感染を予防し、市内での感染拡大を防止するための緊急措置として、0歳児および定期予防接種対象者を除く中学校3年生までの麻しんワクチン未接種者(麻しんおよび風しんワクチン定期予防接種等を1回も受けていないお子さん)を対象に、全額市負担による麻しん(麻しん風しん混合(MR)ワクチン)緊急任意予防接種を実施しています。(平成31年3月31日まで)

詳細については、下記のリンク先ページをご覧ください。


定期予防接種の対象ではない方でも、麻しんにかかった事がなく、予防接種を2回受けていない方は、かかりつけ医などに相談の上、予防接種(任意接種)を検討しましょう。

特に、不特定多数の方と接触する方(医療機関・学校・児童福祉施設等の職員など)は、麻しんを発症すると、学校や職場等で感染を拡大させてしまう危険があります。麻しんの罹患歴や予防接種歴を母子健康手帳などで確認し、麻しんにかかった事がなく、予防接種を2回受けていない方は、予防接種を受けることをお勧めします。(罹患歴や予防接種歴が不明の場合は、抗体検査を検討してください。)

なお、麻しんの予防接種を受けていない方は、風しんの予防接種も受けていない可能性が高いことから、麻しん風しん混合(MR)ワクチンの接種を検討しましょう。

予防接種を希望される場合は、事前に医療機関に連絡をして、ワクチンの取り扱いや予約の必要性の有無などを確認してください。なお、流山市医師会にご協力いただき、任意の麻しん・風しん予防接種および抗体検査の実施医療機関を調査しましたので、参考にしてください。

現在、風しんが流行していることから、流山市では、妊娠中の女性の風しん感染を予防し、赤ちゃんの先天性風しん症候群の発生を防ぐための緊急措置として、妊娠を希望している女性やその配偶者、妊婦の配偶者の方を対象に、風しん(麻しん風しん混合(MR)ワクチンも含む)予防接種緊急費用助成を実施しています。詳細については、下記のリンク先ページをご覧ください。

海外渡航に際して

日本を含む多くの国では、麻しん対策としてワクチンの2回接種が行われています。こうした対策の結果、麻しん排除を達成する国が増加しています。その一方で、アジア・アフリカ諸国など、依然として多数の患者さんが報告されている国・地域があります。

日本は、平成27年3月に世界保健機関(WHO)の西太平洋事務局から、麻しんの排除状態と認定されましたが、その後も海外で感染した患者さんを契機とした国内での感染拡大事例が発生しています。

なお、麻しんの発生がない、あるいは非常に少ない国・地域では、滞在中に麻しんを発症すると、感染の拡大防止のため、発症した本人はもとより、同行者も移動を厳しく制限されることがあります。

  • 海外に渡航する際は、厚生労働省検疫所「FORTH」や外務省「海外安全ホームページ」(関連情報の外部リンク先)などで、あらかじめ渡航先の感染症発生情報等を確認しましょう。
  • あらかじめ麻しんの罹患歴や予防接種歴を母子健康手帳などで確認し、麻しんにかかった事がなく、予防接種を2回受けていない方は、渡航前に予防接種を受けましょう。(罹患歴や予防接種歴が不明の場合は、抗体検査を検討してください。)
  • 帰国後2~3週間程度は健康状態(発熱や発疹《i.》などの症状)に注意しましょう。

世界における麻しん発生状況

  • 麻しん患者報告数上位10カ国(平成30年6月~11月)は、ウクライナ、インド、ブラジル、フィリピン、マダガスカル、タイ、イエメン、コンゴ民主共和国、スーダン、マレーシアの順となっています。
  • 日本の渡航国別輸入麻しん症例報告数(平成30年)は、タイ17例、フィリピン7例、ベトナム5例、マレーシア1例、インド1例、シンガポール1例、ネパール1例、バングラデシュ1例、その他5例となっています。

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