ぐるっと流山 お笑いトリオ「四千頭身」の都築さんがおおぐろ中の生徒と交流
令和7年1月23日(木曜日)、おおぐろの森中学校で人気お笑いトリオ「四千頭身」の都築拓紀さんと生徒の交流会が行われました。
この交流会は、職業人としての生き方などを学び、生徒自らが生き方を考え、将来に対する目的意識を持たせることを目的におおぐろの森中学校で行われている特別講座「プロフェッショナルに学ぶ」の一環で企画されたものです。
特別講座の前に3年生の皆さんと給食を一緒に食べることになった都築さん。そのことを知らされていなかった生徒の皆さんは、都築さんの突然の登場に驚きの表情を見せるものの、席に着くとともに一人ひとりと丁寧に会話する姿があり、「早くもクラスの一員!?」と錯覚してしまうような様子で、すっかりクラスになじんでいました。
高校受験のシーズンということもあって、話題は受験に関する話でもちきりに。机を囲んだ周りの生徒へ「俺は勉強することが大嫌いだけれども」と前置きした上で、「今は大変かもしれないけれど、次のステップへのチャンスをつかむための勉強だと思って頑張って。(弟さんが在学中のため)みんなの卒業式にも顔を出すかもしれないので、いい結果を聞けることを期待してるよ」とエールを送っていました。
講演会では冒頭に「テレビの仕事で料理を作る企画があり、「キノコを栽培すること」の担当になった。でも実は私は大のキノコ嫌い。それでもキノコと向き合う日々を続け、いざ料理を作って食べてみると、悔しいくらいにキノコがおいしいと感じてしまった」という自らのエピソードを引き合いに出します。
「人は嫌なこと、つまらないことから目を背けることが多いけれども、どうして嫌なのか、どうしてつまらないのかを真剣に考えて向き合ってみると、意外な一面に出会えるかもしれない。目の前にある「思うこと」「感じること」をぜひ増やしてほしい。その中には、好きなことにつながるヒントや、将来やりたいことが見つかるきっかけが隠されているかもしれないので」と語り、生徒の心をグッとつかんでいました。
普段聞くことのできない芸人の「ガチ話」を聞いた生徒の皆さんからは「嫌いなことを嫌いなこととして片付けるのではなく、克服することに挑戦してみたい」「将来の夢は決まっていないけれど、これからいろいろなことにチャレンジして見つけたい」といった前向きな感想が寄せられました。
「自身が育った家庭環境や母の背中を見て子どもたちへのボランティア活動を始めた」と話す都築さんは、今日のような児童・生徒への講演会や交流のほか、子ども食堂や児童福祉施設に月に1回以上は出向いているそうです。
「困っている人のために施設を建てたり、寄付をしたりといった活動も将来的にはできたらいいなとは思いますが、私が出向くことによって、私と出会った子どもたちが家に帰った時、私のことを家族に話すことで、家族の会話の一つのネタになってくれれば、今はそれで満足です。ささいなことですが、そのような「小さな幸せ」を増やしていきたいです」と、子どもたちへのボランティア活動を続ける意義と今後の抱負を語ってくれました。
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