ぐるっと流山 育休ママのための職場復帰応援セミナー 両立のヒケツ教えます!~夫婦で職場復帰を乗り切ろう~

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ページ番号1048250  更新日 令和6年12月6日

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職場復帰セミナー

 令和6年11月21日(木曜日)、南流山センターで流山市企画政策課男女共同参画室主催、NPO法人パートナーシップながれやまが企画運営する男女共同参画講演会「育休ママのための職場復帰応援セミナー 両立のヒケツ教えます!~夫婦で職場復帰を乗り切ろう~」が開催されました。講師には、元育児雑誌編集長でNPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事の高祖常子さんをお迎えし、職場復帰に向けてパートナーや家族、地域の協力を得て子育てする方法や、復帰後の職場での上手なコミュニケーションについて学びました。11人が参加し、参加者の中には赤ちゃんを連れてこられた方もおり、和やかな雰囲気に包まれた講座でした。

職場復帰

 導入では、共働き等世帯数の増加から、子育て中の女性の労働参加は拡大していること、労働時間と正規雇用率の男女比の大きさや女性労働時間は短時間型とフルタイム型の二極化していることなど、働き方の多様化について説明がありました。また、60歳まで正社員で働いた場合と30歳で退職し、以後専業主婦の場合の生涯賃金を比較し、大きな差があることを学びました。

職場復帰

 「キャリアとは仕事の経験だけではなく、今までの人生経験や学んだこと全てであり、育休や退職という選択を負い目に感じないでほしい」と講師は話し、育児の主担当を通して身につくスキルについて説明がありました。更に、夫の家事・育児時間が長いほど、就業を継続する妻の割合が高いことのデータが示され、女性が出産後も継続して活躍していくためには、男性の家事・育児への参加が不可欠であると講師は語りました。参加者からは、「家事や育児を復帰後も同じように担えるだろうか。仕事と育児とのバランスは取れるだろうか。子どもとの時間をどう確保していくか」という不安が語られ、講師からは「復帰前から夫婦で家事育児を共有し、サービスや家電などを活用すること」という助言がありました。そして、不安や心配事はなるべく具体的に小分けにして、クリアにしていくと良いというお話がありました。

職場復帰セミナー

 その後、仕事復帰後を想像して、感じたことや心配事を書き出し、共有するワークや、家事育児について「手放せない・自分が引き受けたいこと、パートナーが得意なこと・パートナーに渡したいこと」を書き出すワークなどを行いました。参加者から「パートナーの帰宅時間が読めない」「パートナーと上手に家事育児の分担について合意形成できるか」などの不安が語られました。講師からは「要求は具体的に伝えることが必要で、アサーティブな自己表現(アサーション)を取り入れることで、相手も分担を受け入れやすくなると同時に、新しい解決策が見つかることもある」と説明があり、それでも大変な時には、祖父母や親戚、ファミリーサポートセンターや、家事代行などの民間・行政サービスを利用する方法もあり、身の回りの助けてくれる人やサービスを探してほしいとの提案がありました。
 講師は「ワークライフバランスは寄せ鍋。仕事だけの人より色んな具を持っている人の方が美味しい人生になる」と話され、講座は終了しました。参加者同士で活発な意見交換がなされ、職場復帰に向け充実した時間となりました。

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