ぐるっと流山 第69回流山市文化祭(書道・美術・伝統芸能・映像)
令和6年11月7日(木曜日)から11月10日(日曜日)まで、生涯学習センター(流山エルズ)で第69回流山市文化祭「書道作品展」が開催されました。
書道は一文字でも作品になり、逆に何百何千の文字を連ねて作品とすることもあります。一画一画区切って書くものもあれば、何文字もつなげて書くものもあります。それぞれの難しさや魅力があり、文字を書くという行為の表現の多様さが書道のおもしろさでもあります。
会場には百人一首などの流麗で柔らかな仮名の作品から、漢文を重厚な筆致で表現した篆書(てんしょ)や隷書(れいしょ)などの作品や篆刻(てんこく)作品、根気と時間が必要な千字文や写経の作品、著名人の言葉を書にした作品、絵や飾りと組み合わせた自由な作品など、さまざまな作品が並び、来場者を感心させ、書の世界に引き込んでいました。
同じく11月7日(木曜日)から10日(日曜日)まで、生涯学習センター(流山エルズ)で「美術家協会展」が開催されました。会場には、水彩画や油彩画などの絵画作品のほか、染め物や板彫り、金属工芸などの多様な工芸作品も展示され、さまざまな形の美術を鑑賞することができました。
絵画作品でも、風景画や人物画、また抽象画など多彩な題材があり、色鮮やかで力強い印象の作品や淡い色使いで優しく風景を描いた作品など、表現の多様さとともに美術の奥深さや広がりに触れることができ、来場者は芸術の秋を楽しんでいました。
令和6年11月9日(土曜日)、文化会館では「伝統芸能まつり」が開催されました。
この日の出演は、「安来節愛好会」「流山西馬音内会」「おおたかの森お囃子(はやし)会」「芳泉会」「流山三線同好会ちばんちゅ」「流山万作の会」の全6団体です。日ごろの練習の成果が次々に披露され、会場を盛り上げました。
フィナーレでは、出演者も観客も一緒になって「流山市民音頭」を踊り、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。
観客の方々からは「いろいろな演目が見られるのがよかったです。最初から最後まで楽しめました」、「毎年楽しみにしているイベントです。特に、沖縄の歌の三線がお気に入りです。とても癒される音色でした」などの声が聞かれました。
同じく11月9日(土曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)では「第39回手づくり映画発表会」が開催されました。
紀行や風景をはじめ、鰭ケ崎のおびしゃ行事など祭事に密着した作品、クルーズ旅行や熱気球レースを紹介した作品、後期高齢者の作者がオカリナに挑戦する様子を記録した作品、戦時中の特攻隊をテーマにした作品、30年前に8ミリフィルムで制作された新選組についてのドキュメンタリー作品など、作者の個性が光る12本の作品が上映されました。
美しい映像の数々やわかりやすい字幕、引き込まれるナレーションなど、どの作品も本当のドキュメンタリー番組を見ているような、手作りとは思えないできばえで、観客は、皆1本1本の作品の世界に引き込まれていました。
※文化祭の詳細については下記ホームページをご覧ください。
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