ぐるっと流山 第69回流山市文化祭(盆栽・華道・写真・手工芸)
令和6年11月2日(土曜日)から4日(月曜日)まで、初石公民館で第69回流山市文化祭「盆栽展」が開催されました。
主役となる盆栽の「主木」と、「添え」と呼ばれる小鉢の組み合わせで1席の盆栽の作品が成り立っており、日頃から丹精され、趣向を凝らした11席の作品が来場者の目を楽しませていました。
主木は真柏や五葉松などの松柏類が多いですが、添えは実もの、花もの、草ものなどいろいろあり、それぞれに趣があります。それらを組み合わせ、また神(ジン)や舎利(シャリ)という人為的に枝や幹の一部を枯れさせる技法なども用いて、自然の生命を小さな盆栽に表現しています。
「盆栽はその形や配置など、不等辺三角形の美を楽しみます」と出品者の方が盆栽の見どころを教えてくださいました。
11月2日(土曜日)から5日(火曜日)には、生涯学習センターで「華道展」が開催されました。色とりどりの花々で華やかに彩られた作品や、長さのある枝や草を縦横に配置した大きな広がりのある作品など、見応えのある作品の数々が展示されました。
季節を反映し、ススキ、キク、リンドウ、コスモス、ケイトウなどの花のほか、色づいた葉や種になったユリ、ノバラやトウワタ、マユミの実など秋らしい花材が多く見られ、来場者はその美しさとともに、秋の風情を楽しんでいました。
同じく11月2日(土曜日)から5日(火曜日)まで、生涯学習センターで「写真展」が開催されました。出展者がこれまでに撮った秀逸な作品や、課題として流山市内の風景を撮影した写真など、さまざまな作品が展示されました。
美しい湖畔の自然を写したものや、秋の紅葉の中に立つ寺院の鐘楼、黄色い花の向こうに立つ水辺の灯籠、一輪のバラに焦点を当てた芸術的な作品など、撮影者の心をとらえた一瞬の光景の数々が見るものを楽しませていました。
同じく11月2日(土曜日)から5日(火曜日)には、生涯学習センターで「手工芸展」が開催されました。木目込み人形や大きなキルト、衣服、刺しゅう、レースなどの布ものから、シャドーボックス、バッグや箱などのつる工芸、繭玉飾りに手毬など、さまざまな手仕事の工芸品が展示されました。
会場には、布切れや小さな木の部品で作るこけし人形とさるぼぼの製作体験コーナーも設けられ、来場された親子連れが熱心に作り方の説明を聞きながら、かわいらしい人形のストラップを完成させていました。
※文化祭の詳細については下記ホームページをご覧ください。
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