ぐるっと流山　 市民ギャラリー　流山市展受賞作品展その2・その3

　令和6年11月29日（金曜日）まで、市役所1階の市民ギャラリーで「流山市展受賞作品展その2・その3」が開催されています。展示されている作品は、さわやかちば県民プラザ（柏市）で7月に開催された「第44回流山市展」の受賞作品です。今回の展示は、衆議院議員総選挙の執行により、展示が中断となっていた「流山市展受賞作品展その2」に「その3」の作品が加わりました。

　「流山市展受賞作品展その3」の展示は、流山市美術家協会賞「時雨の千里浜」（水彩画・前田敬さん）、流山市美術家協会奨励賞「四季の里」（水彩画・大塚勝弘さん）、「扉」（水彩画・齋藤正光さん）、会員奨励賞「菜の花散歩」（油彩画・田嶋誠一さん）の4作品です。

　「菜の花散歩」を出品された田嶋さんは、「昨年の春に、江戸川の土手沿い一面に咲いた菜の花を描きました。毎日1時間散歩している場所で、（作品の）奥に見えるのは武蔵野線です。菜の花の黄色をどうまとめるか考えつつ、朝の日差しと建物の陰を描き込みました」と話してくださいました。黄色のじゅうたんのように一面に広がった菜の花が、春の日差しを受けて柔らかく輝いているかのようで、希望を感じさせる作品です。

　全部で9つの受賞作品が展示されている様子は、圧巻で見応えがあります。鑑賞された方からは、「どの作品も大作で流山はすごいですね」「芸術作品を鑑賞できるこの（市民ギャラリーの）空間はすてきですね」などの感想がありました。
　次回の市民ギャラリー展は、「市内中学校生徒・小学校児童作品展」です。12月2日（月曜日）から12月26日（木曜日）までの平日、8時30分から17時15分（最終日は16時）まで展示予定です。ぜひ、ご覧ください。