ぐるっと流山 勧請200年祭
令和6年10月10日、金刀比羅神社(上新宿)で創建200年を記念する勧請200年祭が執り行われました。この神社は、1823年(文政6年)、天領の与力であった柳沢家の八代目茂左衛門が讃岐・金刀比羅宮の分霊を私邸にまつったものが始まりとされ、その後地域に開放されました。また、毎月10日に縁日「朝金比羅」が開かれていることでも知られています。
初めに、神職による厳かな神事が行われ、これに続いて「おおたかの森お囃子会」による奉納演奏が披露されました。同会は平成25年から神社の縁日にて年4回お囃子やお神楽、獅子舞を奉納し、地域の伝統行事を支えています。奉納演奏では、神輿囃子「四丁目」「仁羽(にんば)」「昇殿(しょうでん)」が力強く演奏され、来場者たちににぎわいを届けました。
次に、笙(しょう)と竜笛(りゅうてき)による雅楽が行われました。最初に平調「音取(ねとり)」が演奏されると、会場は静寂に包まれ、厳かな雰囲気が漂いました。その後、「越殿楽(えてんらく)」が奏でられ、観客からのアンコールに応じて再演も行われました。終演間際には、再び「一つ囃子」がおおたかの森お囃子会により演奏され、この日は終演となりました。
来場者全員に「勧請200年金刀比羅神社」と記されたふくろうのストラップが配られました。このストラップは、金刀比羅神社の森でよくふくろうの鳴き声が聞こえることから選ばれたもので、訪れた人々に温かな記念品となりました。
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