ぐるっと流山 流山をA・RU・KU 窪田酒造見学と利根運河散策(R6秋)
令和6年9月28日(土曜日)、流山おおたかの森駅前観光情報センター主催「流山をA・RU・KU 窪田酒造見学と利根運河散策」ツアーが開催されました。雨模様の天気予報に反してお日様も顔を出す絶好の散策日和となりました。
運河駅を出発した参加者17人は、はじめに運河水辺公園の手前に祠がある利根運河ビリケンさんを訪れました。大正2年に建立された初代利根運河ビリケンさんが2代目利根運河ビリケンさんに引き継がれた経緯や大阪通天閣からお留守番役として寄贈された金色ビリケンさんのことなどの説明がありました。
利根運河ビリケンさんから土手沿いを1キロメートルほどのところにある「運河大師堂」では、新四国八十八カ所運河霊場「利根運河大師」の歴史を学びました。大正2年に、運河流域の住民が個々に弘法大師像を安置した札所を建てたことや運河橋の際に大師堂を建立したこと、現在の場所に大師堂が復元された経緯などの説明があり、参加者は熱心に聞き入っていました。
運河大師堂を後にして、いよいよ「窪田酒造」の見学です。窪田酒造は、大師堂から土手を少し運河駅方面に戻ったところにある千葉県最北の醸造所で、明治初めの創業以来、清酒や本みりんを醸造している老舗酒造です。
昔は、今のように高い土手ではなく、酒造からすぐ水辺につながり、製造した清酒やみりんをそのまま船に積むことができたそうです。窪田酒造の佇まいは、今も往時をしのばせる風情あるものでした。
社長の窪田さんからお酒ができるまでの丁寧な説明を受けた後、醗酵室や貯蔵樽など、酒蔵内の実際の設備を見学し、貴重な機会に参加者は真剣そのものでした。見学後には、原酒や大吟醸などの数種類のお酒と古式造りの本みりんの試飲をしました。参加者はお酒の種類によって異なる香りや味に驚いていました。お土産にお気に入りのお酒を購入する参加者もいました。
隣接している「窪田味噌醤油」に移動したところで解散となりました。解散後は、それぞれ利根運河を散策したり、窪田味噌醤油でお土産を購入したり、初秋の利根運河を有意義に楽しみました。
当センターでは、今後も皆さんに楽しんでいただけるツアーや講座を企画していく予定です。開催のお知らせは、広報ながれやまや当センターのフェイスブックで行います。皆さんのご参加を心からお待ちしています。
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