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ページ番号1013915  更新日 平成29年9月15日

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適切なページタイトルをつける

ページタイトルは、ブラウザのタイトルバーに表示されるだけでなく、検索結果でも表示され、お気に入り(ブックマーク)に登録される重要なものです。
また、音声読み上げソフトウェアや音声ブラウザでは最初にページタイトルが読み上げられるため、ページタイトルの内容が不適切な場合は、内容の理解に時間がかかる原因となります。
このため、ページタイトルはページ内容を明確に表現した固有のものであることが望ましく、複数のページに同じページタイトルを付けることは好ましくありません。ページの内容を推測できるような、分かりやすいページタイトルをつけます。

見出しは適切に利用する

音声読み上げソフトウェアや音声ブラウザでは、見出しを指定したテキストを読み上げる前に音を鳴らし、見出しであることを示す場合があります。このため、見出しを太字や文字サイズだけで設定した場合はこの効果を得ることができず、見出しであることを理解できない場合があります。
また利用者の中には、自分で作成したスタイルシートを適用してウェブサイトを閲覧している場合があるため、見出しなどの文書構造を正しく設定していないと、利用者独自のスタイルシートが正しく適用されない可能性があります。
作成するページは、見出し欄に入力するテキストを適切な文書構造で作成します。

色や形、位置のみに依存した情報提供をしない

色覚障害を持つ利用者や加齢による視覚の変化を持つ高齢者にとって、ディスプレイの色の違いを識別することは困難な場合があります。また、ページを白黒印刷した場合に、色の違いを把握することが困難であったり、視覚に障害を持つ利用者は、色・形・位置だけで表現された情報を識別できない場合があります。
このことから、すべての利用者にとって内容の理解ができるよう、文章での解説を行います。

色に依存した表現

作成するページにおいて、テキストに色を使用する場合は、以下の内容に注意します。

  • 文章内の強調箇所は、色のみでなく太字と併用して表現する。
  • 「赤で表示した○○」「赤い文字は」「赤字部分は必須項目」などの色に依存した表現はせず、文章だけでも内容が理解できるように説明する。
  • 色分けしたグラフはデータの違いを凡例や色だけで説明せず、引き出し線などで判別しやすくする。

形に依存した表現

アイコンや記号のみでの情報提供は行わず、音声ブラウザの利用者にも理解できるように文字や文章も併記する。
「○」「×」などの文字記号で情報提供する場合には、音声ブラウザの対応を考慮し文字や文章での情報も提供する。 

位置に依存した表現

「右のボタン」「左のメニュー」のように、位置に依存した表現をしない。

情報の量を適切にする

1ページに情報を詰め込み過ぎると縦に長くなり、利用者が必要な情報を探し出すまでに時間がかかります。また、長いページではスクロールバーの利用を強要することになり、上肢に障害を持つ利用者や弱視の利用者にとっては操作そのものが困難な場合があります。
このため、内容に応じてページを分割し、A4サイズで印刷時にページ数が少なく収まるよう努めます。
利用者が必要な手続き方法や手順は、ページ内で十分に説明します。

フレームを使わない

フレームを利用したページでは、思うように印刷をすることが困難であったり、お気に入りへの登録などが難しい場合があります。また、利用者の中にはフレームを使ったページを閲覧できない場合や、利用しにくい可能性があります。
このことからフレームの使用を禁止します。

時間制限を設けない

障害を持つ利用者の多くは、障害を持たない利用者と比べると、入力作業や操作を完了するためにより長い時間を必要とする場合があります。また、高齢者・障害者支援技術を使ってウェブサイトを閲覧している利用者の多くにとっても、入力作業や操作に時間がかかることがあります。
時間制限を設ける必要がある場合は、時間制限があることを利用者が事前に理解できるように明記し、残り時間の提示や、利用者によって時間制限を延長または解除可能な設定にする必要があり、延長または解除が難しい場合は、代替手段を用意しなくてはいけません。
このことからページの閲覧や利用に時間制限を設けることは禁止します。

動き・点滅するウェブコンテンツを使わない

アニメーションGIFやFLASHなどで、利用者の注意を促すために文字や画像を移動・点滅させると、視覚障害を持つ利用者や高齢者にとって読みにくいものになったり、早い周期での点滅はてんかん発作を引き起こすなどの危険性があります。部分的な点滅であっても、文字を拡大して閲覧している利用者にとっては同様の危険性があります。
このことから動き・点滅する次のようなウェブコンテンツの使用は禁止します。

  • 自動再生されるアニメーションやゲーム形式のウェブコンテンツで、利用者が一時停止・再開の操作ができないもの
  • 注意を引くために5秒以上点滅するバナー広告
  • 1秒間に3回以上閃光を放つもの(例:カメラのフラッシュなど)
  • 広いエリアで閃光を放つもの
  • 一般閃光閾値および赤色閃光閾値を越えるもの

自動更新するウェブコンテンツを使わない

すべての利用者にとって、ページ参照中にそのページが自動更新したり予期せず他のページに移動すると、内容が把握しにくい上、混乱の原因となります。例えば、音声ブラウザの読み上げ時にページが自動的に更新されると、再度最初から読まなければならなくなります。
このことから、利用者が予期しない(意図しない)自動的な表示や動作は、予告なしに使用することを禁止します。
予告は、より多くの利用者にとって理解できるようにテキストで行ない、ウェブコンテンツ上で見つけやすい場所に配置してください。
バナー広告は適用外とし、リダイレクト機能を使用します。

すべての機能をキーボードから利用できること

マウスオーバーしないと表示されないメニューやポップアップなど、特定技術によるプラグインや埋め込まれたアプリケーションで描画されているようなページでは、キーボードだけでの移動が難しく、マウスでの操作が前提になっている場合があります。
このようなケースでは、マウス操作が困難な視覚障害や肢体障害を持つ利用者は対応が難しく、ページ中に閉じ込められた状態になったり、ページ上の特定箇所から移動できなくなる場合があります。
また、短時間のうちに複数回キーを押すことを繰り返さなければならないものや、一定時間キーを押下する必要がある特殊なキーボード操作が必要なウェブコンテンツは、操作困難な利用者がいる可能性があります。
このことから、キーボードから利用できない特殊なアプリケーションや特定技術、特殊なキーボード操作が必要なウェブコンテンツの使用を禁止します。

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