市が行うサンプリング簡易測定検査

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ページ番号1002205  更新日 令和4年9月22日

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平成30年度でサンプリングの検査は終了いたしました。

福島第一原子力発電所事故を起因とした放射能汚染問題に伴い、流山市内産農作物に含まれる放射性物質が「食品衛生法」に基づく食品中の放射性物質の新たな基準値(1キログラムあたり100ベクレル)に適合しているかどうかを確認するために、市が独自に簡易測定器を調達し、検査を実施しています。
実施する検査で、市内を3地区(北部、中部、南部)に分け、各地区から収穫・出荷の時期を迎えた農作物を検体として生産者から調達し、簡易測定機器NaI(Tl)シンチレーション検出器(機器の特徴については後述)を用いて測定検査を行うものです。
平成24年4月の食品衛生法の基準値改正(1キログラムあたり100ベクレル)に合わせて機器のバージョンアップを行い、新基準値に照準を合わせたサンプリング検査を同年4月13日から継続して実施しています。

平成30年4月以降に108検体、検査を実施しています。放射能濃度別の検体数は次のとおりです。

  • 基準値の4分の1(1キログラムあたり25ベクレル)未満だったものは、108検体
  • 基準値の4分の1以上基準値の2分の1(1キログラムあたり50ベクレル未満)だったものは、0検体
  • 1キログラムあたり50ベクレル以上基準値(1キログラムあたり100ベクレル)未満だったものは、0検体
  • 基準値を超過したものは、0検体

 

市が保有する簡易測定器
EMF211型ガンマ線スペクトロメータ(EMFジャパン株式会社製)

 
NaI(Tl)シンチレーション検出器の特徴

  • ヨウ化ナトリウム(NaI)を検出器とするガンマ線の波高分析装置。
  • ゲルマニウム半導体検出器よりもエネルギー分解能が低い。
  • 検出器部分の冷却が不要であるため、ゲルマニウム半導体検出器に比べて測定の効率が高い。
  • 放射性セシウムを測定する場合、対応するエネルギーレベルの信号を選択しなければならない。
  • 重量、価格ともゲルマニウム半導体検出器よりも抑えられている。(約100キログラム、250万円から600万円)

 

 


新基準値が設定される以前(平成24年3月末日以前)は、暫定規制値(1キログラムあたり500ベクレル)が設定されていました。それまでの期間に205検体について測定を行いました。

暫定規制値設定時の結果概要

  • 「検出せず」(1キログラムあたり20ベクレル未満)だったもの  203検体
  • 1キログラムあたり20ベクレル以上、暫定規制値未満だったもの  2検体
  • 暫定規制値以上だったもの  0検体

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