人間ドックおよび脳ドックの利用に対する助成について

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ページ番号1000575  更新日 令和6年4月1日

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 流山市国民健康保険では、被保険者の健康の保持増進を図ること、また、医療費増加の大きな要因の一つになっている脳血管疾患を早期発見し、医療費の抑制を図ることを目的として、人間ドックおよび脳ドックの利用に対する助成をしています。

 自覚症状がない病気は少なくありません。若い頃から定期的に受診することで生活習慣を見直すきっかけとなります。ご自身の健康を維持するためにも、ぜひご活用ください。

助成を受けるための条件

 申請日時点において次の各項目の全てを満たす方が助成を受けることができます。

  1. 人間ドックの助成は年齢が満35歳以上、脳ドックおよび脳検査の助成は満40歳以上であること
  2. 流山市国民健康保険の被保険者である期間が、継続して1年以上あること
  3. 流山市国民健康保険料の滞納がない世帯の被保険者であること
  4. 当該年度において、本制度に基づく助成を受けていないこと
  5. 当該年度において、市(健康増進課)で実施する特定健康診査等を受診していないこと

※同一年度において、人間ドックと脳ドックの併用はできません。
ペースメーカーやインプラント等、体内に金属製のものを装着している方は、頭部MRIおよび頭部MRAを受検できない場合がありますので、事前に受検する医療機関にご確認ください。

※受検日において、流山市国民健康保険の被保険者でない場合は助成を受けられません。
なお、受検日において、後期高齢者医療制度の被保険者になられている場合、利用承認書を差し替える必要がありますので、保険年金課までご連絡ください。

検査医療機関・検査項目・検査費用について

人間ドック

 人間ドック標準検査項目については、全ての人間ドック検査医療機関で実施します。
 また、人間ドックに脳検査(頭部MRIおよび頭部MRA)を追加して受検することもできます。
 なお、検査費用については、検査医療機関ごとに異なります。

※脳検査(頭部MRIおよび頭部MRA)の検査医療機関は、流山中央病院、千葉愛友会記念病院、東葛病院の3医療機関のみです。
※脳検査(頭部MRIおよび頭部MRA)の追加は、脳検査もしくは脳ドックの助成を受けた年度を基準として3年度ごとに1回の助成となります。
(例:令和5年度に脳検査もしくは脳ドックの助成を受けた場合、次に当該助成を受けられるのは令和8年度以降となります。)
田村内科クリニックについては、病院の都合により、月の人間ドックの受け入れ件数に限りがあるため、申請される前に予約状況等を病院に直接ご確認ください。

脳ドックについて

 脳ドック標準検査項目については、全ての脳ドック検査医療機関で実施します。

※脳ドックは、脳ドックもしくは脳検査の助成を受けた年度を基準として3年度ごとに1回の助成となります。
(例:令和5年度に脳ドックもしくは脳検査の助成を受けた場合、次に当該助成を受けられるのは令和8年度以降となります。)
小野クリニックについては、毎年度9月1日以降に脳ドックを実施します。

人間ドックおよび脳ドック検査医療機関・検査項目・検査費用一覧

 検査医療機関、検査項目、検査費用等の詳細については、「人間ドックおよび脳ドック検査医療機関・検査項目・検査費用一覧」をご覧ください。
 なお、標準検査項目以外の検査項目等については、各検査医療機関で異なりますので、直接検査医療機関へお問い合わせください。
※各検査医療機関の予約状況によっては、年度途中で予約が取れなくなってしまう場合がありますので、ご注意ください。なお、既に申請された方で予約がまだの方も年度内の予約が取れなくなってしまう場合がありますので、お早めに予約をお願いします。また、予約状況については、各検査医療機関へ直接お問い合わせください。

助成額について

 助成額については、次のとおりです。

種類

助成額

人間ドック

23,000円

人間ドック+脳検査

28,000円

脳ドック

23,000円

※受検する医療機関での検査費用額から上記の助成額を差し引いた金額が自己負担額となります。
各医療機関での検査費用等は上記の人間ドックおよび脳ドック検査医療機関・検査項目・検査費用一覧をご確認ください。
なお、標準検査項目以外に追加検査を行った場合等の費用は助成対象となりません。 

申請方法について

 申請方法については、次の3つの方法があります。

  1. 市役所又は出張所の窓口にて申請
  2. 郵送による申請
  3. 電子申請

※電話での申請はできません。
※申請の際は、事前に受検する検査医療機関を決めて申請してください。
 また、申請後に受検する検査医療機関を変更される場合は、利用承認書を差し替える必要がありますので、保険年金課までご連絡ください。

市役所又は出張所の窓口での申請方法

  1. 千葉県国民健康保険被保険者証(流山市交付のもの)と身分証明書を持って、保険年金課又は各出張所までお越しください。
  2. 窓口にて申請書をご記入ください。
  3. 利用承認書を交付します。

・市役所で申請の場合は、その場で利用承認書を交付しますが、各出張所で申請の場合は、後日、郵送にて利用承認書を交付しますので、申請いただいてからお手元に届くまでに1週間程度かかります。

郵送での申請方法

  1. 下記のページより、申請書をダウンロードしてください。
  2. 必要事項をご記入いただき、保険年金課まで送ってください。
    ※ご郵送いただく前に助成の条件等の確認をお願いいたします。
  3. 後日、郵送にて利用承認書を交付します。
    ※申請いただいてからお手元に届くまでに1週間程度かかります。

電子申請

  1. 下記のページより、案内に従って申請してください。
    ※電子申請をされる前に助成の条件等の確認をお願いいたします。
  2. 後日、郵送にて利用承認書を交付します。
    ※申請いただいてから利用承認書がお手元に届くまでに1週間程度かかります。

利用方法について

  1. 「人間ドックおよび脳ドック利用承認書」が交付されましたら、直接検査医療機関に予約をしてください。
    田村内科クリニックのみ申請前に直接予約状況等をご確認ください。
  2. 検査当日は、
    ・「人間ドックおよび脳ドック利用承認書
    ・「検査質問票」(利用承認書と一緒に配布しますので、事前に記入してください。)
    ・「千葉県国民健康保険被保険者証」(流山市交付のもの)
    を提示して、検査を受けてください。
    ※その他検査に必要なもの等につきましては、検査医療機関にご確認ください。
  3. 検査後、検査医療機関へ自己負担額をお支払ください。

 人間ドックは特定健康診査の検査項目を含みます。人間ドックを受診した40歳以上の方は、当年度の特定健康診査を受診したとみなされます。年に一度人間ドックや特定健診を受診し、健康状態の把握および改善に努めましょう。

令和3年度からの変更事項

標準検査項目が変更になりました。

・肺機能等検査を肺機能検査(スパイロメトリー)に変更しました。

⇒検査内容をわかりやすくするため、表記方法を変更しました(内容は変わりません。)。

・eGFRを追加しました。

⇒腎機能を計る指標をとしてわかりやすいことから追加しました。

・蛋白分画からアルブミンに変更しました。

⇒アルブミンは栄養状態を計る指標であり、市として今後の保健事業に活用できるとの考えから変更しました。

・TPLA、HBS抗原、HCV、総IgEは、なくなりました。

⇒免疫系のこれらの検査は、一度でも受けていればその後に変動することは考えにくい項目のため、不要ではないかとの見解が検討会議の場で示されたため、なくすこととしました。

・リウマチ因子が初回からの検査になりました。

⇒検査項目の整理を図った結果、初回から行うこととしました。

・SCC検査、CEA検査、PSA検査は、なくなりました。

⇒腫瘍マーカーの一部について、これをもって癌を発見するものではなく、早期発見・早期治療という人間ドックの趣旨にそぐわないとの見解が検討会議の場で示されたため、なくすこととしました。

助成額が変更になりました。

・人間ドックおよび脳ドックは、助成額が25,000円から23,000円になりました。

・人間ドック+脳検査は、助成額が30,000円から28,000円になりました。

 標準検査項目の見直し等に伴い、基準検査費用額の再算定を行ったところ、基準検査費用額がそれぞれの検査種別において、1,400円から2,500円程度減少したため、既存の助成割合をベースに、助成額を変更することとしました。

 なお、検査費用額自体が下がっているため、自己負担額に大きな差はありません。

人間ドックの検査医療機関が追加になりました。

 「まとばクリニック」(流山市おおたかの森西3-1-7)が追加になりました。

 市への承認申請受付を開始しました。

Q&A

Q. なぜ脳ドックおよび脳検査は3年度に一度しか助成対象にならず、対象者は40歳以上なのか?

A. 導入時の協議会において、毎年ではなく、3年程度の間隔での受診が適当との専門医等の意見があったため、流山市医師会との協議を通して脳血管疾患の発症がみられる40歳以上を対象とし、3年度に一度の助成としています。

Q. なぜ医療機関によって検査費用が異なるのか?

A. 基本的に、人間ドックは健康な人の健康診断であり、自由診療となっています。保険診療である病気を治療する「医療」とは違います。
 人間ドックは自由診療ですので、医療機関で料金を自由に設定できるため、価格差が生じています。
 また、医師、看護師、保健師などのスタッフの数も医療機関によって違いますし、地域差や立地など、その医療機関の状況により価格差に影響があると思われます。

Q. 人間ドックと脳ドックの違いは?

A. 人間ドックは、総合的な健康診断で主に各所の臓器や骨、筋肉等の全身の検査を行い、生活習慣病の予防や早期発見などを目的としており、法定健診に加えて各がん検診や腹部画像検査などを組み合わせて病気の前兆となるものがないか多角的に診断していくもので、脳の検査は行いません。
 脳ドックは、脳に焦点を絞って病気の前兆となるものがないか調べるものであるため、脳梗塞、脳腫瘍の有無や大きさ、脳血管の状態、頸部(首)の血管の状態、血液検査などを総合的に行うもので、体の臓器に関しての検査は行いません。(※人間ドックと共通する血液検査などは、臓器の状態ではなく脳疾患の兆候を捉える観点から検査をします。)
 ※詳細については、医療機関へお問い合わせください。

Q. 頭部MRI、MRAとはどんな検査?

A. 頭部MRI検査は、強い磁気と電波を使用して脳内を診断する検査で、磁気の作用で頭がい骨の影響を受けずに体内の断面を画像にあらわし、全方位的に脳腫瘍、脳梗塞などの病変の場所や形、広がりを特定できます。
 頭部MRA検査は、頭部MRI検査と同じ方法で血管のみを立体的に抽出した検査で、造影剤を使用せずに血管の様子が分かる立体画像を作ることが可能で、血管の狭窄や梗塞などによる血流異常、くも膜下出血、脳動脈瘤など脳内血管障害の発見をすることができます。
 ※詳細については、医療機関へお問い合わせください。

Q. 頭部MRI、MRA検査は誰でも受けられる?

A. どちらの検査も磁気を用いた検査のため、以下に該当する場合は、検査ができない場合があります。
 ・心臓ペースメーカーを使用している方
 ・動脈瘤クリップを使用している方
 ・妊娠4カ月以内の方
 ・人工内耳を埋め込まれている方
 ・ステントを入れている方で3カ月未満の方
 ・金属製の人工心臓弁を使用している方
 ・人工関節の方
 ・手術により金属物を埋め込まれている方
 ・歯科矯正やインプラント使用の方
 ・重症の不整脈の方
 ・強度の閉所恐怖症の方
 ・アートメイクをされている方
 ・刺青をされている方             など
 ※詳細については、医療機関へお問い合わせください。

Q. 頸動脈MRAとはどんな検査?

A. 頭部MRA検査と同じ方法で、頸部の血管の様子を立体的に抽出します。
 頸部には心臓から脳へ酸素を送る太い血管(頸動脈)があり、この頸動脈の動脈硬化を調べることで脳梗塞の兆候を調べます。
 ※詳細については、医療機関へお問い合わせください。

Q. 認知機能検査(スクリーニング検査)とはどんな検査?

A. 本人や家族が認知症を心配して受診する場合や、問診上あるいは画像診断上その疑いがある場合に行うもので、病気の疑いがあるかないかを選別する質問形式で行う検査のことです。
 ただし、このスクリーニング検査で認知症の有無が診断されるわけではなく、あくまでも疑いの有無の目星をつけるもので、詳細な診断は、精密な検査の結果等に基づいて行われます。
 ※詳細については、医療機関へお問い合わせください。

Q. 肺機能検査(スパイロメトリー)とはどんな検査?

A. スパイロメーターという装置を使って肺活量や換気量を調べる検査です。

 肺活量、1秒率、1秒量などがわかります。

 ※詳細については、医療機関へお問い合わせください。

Q. eGFR(推算糸球体濾過量)とはなんですか?

A. 血清クレアチニン値をもとに、年齢、性別を考慮して算出した糸球体濾過量のことで、腎臓の濾過機能を評価する項目です。

※詳細については、医療機関にお問い合わせください。

Q. アルブミンとはなんですか?

A. 血清中に存在する蛋白質で、栄養状態を計る指標です。

※詳細については、医療機関にお問い合わせください。

Q. オプションで検査項目を追加することはできますか?

A. できます。

※詳細については、医療機関にお問い合わせください。

オープンデータ

人間ドック、脳ドック助成実施医療機関一覧

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
流山市オープンデータ利用条件

種類:医療・検診
人間ドックおよび脳ドック助成利用の対象医療機関一覧です。
更新頻度:毎年

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