ぐるっと流山 参院選前の模擬選挙体験

ページ番号30072 更新日 平成28年5月13日

高校3年生が模擬投票を体験

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 平成28年5月12日(木曜日)、県立流山南高校で、同校の3年生271人(在籍312人)が模擬投票を行いました。これは、今年の夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることを受け、新たな有権者となる高校生に選挙や政治を身近に感じてもらおうと、流山市選挙管理委員会が企画し実施したものです。


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 模擬投票の設定は、架空の街「流山南高校市」の市長を決めるもの。流山南高校市は人口約17万人の、子育て世帯を中心に人口増が続く街という設定で、生徒たちがイメージしやすいよう流山市と似た状況としています。争点としたのは、市が保有する大きな空き地の活用方法で、4人の候補者がそれぞれの提案を訴えるというものです。


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 生徒たちは、事前に現代社会の授業で配布していただいた選挙公報や、候補者の主張をまとめたワークシートを読んだ状態で、当日の模擬投票に臨みました。その上で、当日に行った4人の候補者役生徒の演説を聞き比べ、投票先を決定しました。


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 体育館に設けた投票所では実際の選挙で使用する投票箱や記載台、用紙交付機などを使用。また、投票用紙も実際の選挙で使用するものと同じ材質のものを使用しました。さらに、流山市選挙管理委員会委員と流山市明るい選挙推進協議会会員が、投票管理者と投票立会人を務め、実際の投票所の雰囲気に限りなく近いなか、生徒は一票を投じていきました。


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 開票結果を待つ間には、クイズ形式で、高校生ができる選挙活動などについて説明しました。開票の結果は、災害に備えた防災公園の整備を公約にした候補が、次点と5票差での当選となりました。候補者役を務めた月川裕仁さん(17歳)は、当選証書を受け取り「いい経験になりました。自分は夏の参議院選挙には投票権はありませんが、投票権のある方はぜひ行ってほしいなと思います」と当選のあいさつをしました。講座の最後に事務局長から、候補者の情報の集め方などを説明し、「選挙権を持ったらぜひ選挙に行ってほしい」と生徒に呼びかけました。


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 同選挙管理委員会では、高校生へ有権者としての意識を高めてもらおうと市内の高校を対象に、模擬投票などの選挙出前講座を平成27年11月から実施しており、今回で延べ8校となります。次回は5月20日(金曜)に流山高等学園での開催を予定しています。


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