ぐるっと流山 笹岡了一・秋元松子展

ページ番号27605 更新日 平成18年10月2日

コーヒーを飲みながら絵画観賞 杜のアトリエ黎明開館5周年記念「笹岡了一・秋元松子展」

コーヒーを飲みながら絵画鑑賞

 流山6丁目の「杜のアトリエ黎明」が開館5周年を記念して平成18年10月1日(日曜)から「笹岡了一・秋元松子展」を始めました。同アトリエは、平成13年の開館以来、市教委の直営で運営されてきましたが、今春から指定管理者制度を導入し民間のノウハウを取り入れて運営されています。その一環として、コーヒーや紅茶とクッキーのサービスも1日からの「笹岡了一・秋元松子展」に合わせてスタートしました。 絵画や写真、刺繍、書などを観賞しながら本格的なコーヒーを楽しんでいただこうというもので、コーヒー・紅茶にクッキーがついて400円。コーヒー豆は、農林水産省認定の有機栽培コーヒー豆を使用、紅茶は、色・味・香りの調和がとれたマイルドな味わいのセイロンティーを使用。クッキーは、市内のケーキ店「ミレー」の手づくりで、カップは、平和台で陶芸教室「陶遊人」を主宰し、毎年、杜のアトリエ黎明で陶芸作品展を開催している陶芸家の遠藤武子さんが、今回のティーサロン黎明のために創作した和テイストの3つの異なるタイプの器で提供という凝りようです。初日に訪れた近所の方々は「流山には画廊喫茶のようなものがなかったし、作品を楽しみながらお友だちと座ってゆっくりお茶とおしゃべりを楽しめるのはいい」と語ってくださいました。


大作6点が展示

 杜のアトリエ黎明は、洋画家の故笹岡了一さんと同じく画家で歌人でもあった故秋元松子さんご夫妻が創作活動とともに後進の指導にあたった場所で、平成13年に、その遺族である秋元由美子さんから社会教育に役立ててほしいと寄贈を受けたものです。今回の企画展は、5周年を記念して両画伯のゆかりの地でご夫妻の作品を展示公開するもので、笹岡了一さんの「於東葛飾流山」(昭和22年)や秋元松子さんの「静物」(昭和32年)など大作6点が展示され、当時、地域文化の向上を願って同敷地で創作運動が展開されたLTS笹岡絵画研究所の資料などを見ることができます。 アトリエ内には3テーブル12脚の椅子が置かれている。テーブルにはエアプランツという大気中の湿度で育つかわいい植物が置かれ、ラッキーバンブーとの愛称で親しまれている竹がインテリアとして配置されています。屋外にも大きな丸テーブルにウッドチェア8脚が置かれ、花や緑を楽しみながらコーヒーの香りがたゆとう中で絵画を観賞でき、文化芸術の秋を満喫できます。会期は10月22日(日曜)までで開場は9時~16時50分、月曜日が休館。杜のアトリエ黎明(流山6-562-2)へは総武流山電鉄平和台駅が最寄駅。 入場料無料。お問い合わせは管理事務所04-7150-5750(杜のアトリエ黎明・一茶双樹記念館共通)。

 


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