ぐるっと流山 「ザ・ドランカーズ」ライブ

ページ番号7521 更新日 平成23年7月25日

 結城さんをゲストにドランカーズライブ  流山ジャズフェスの一環として開催

「ザ・ドランカーズ」ライブ

 30年以上の長いキャリアを持つプロミュージシャン達が「自分たちのジャズ」を追求するために集まったバンド「ザ・ドランカーズ」のライブが7月23日(土曜日)夜、スタジオ・エンザで行われました。6月から9月まで市内10か所で16回にわたって展開されている流山初のジャズフェスティバル「JAZZ in NAGAREYAMA」の一環として開催されたものです。

 同スタジオでは、毎奇数月にザ・ドランカーズのライブを続けていて、今回が33回目。東日本大震災の翌日に予定されていたライブを中止したほかは隔月で続け6年目を迎えました。その間、ギタリストの交代などもありましたが、ここでの演奏がきっかけでザ・ドランカーズがアレンジ、演奏を行い、雨野亜希子さんが歌う「流山市民の歌」の英語訳・ジャズバージョンが録音され、市ホームページに収録されるなど音楽活動の拠点としてさまざまなエピソードも残してきました。

 ゲストは、ジャズヴォーカリストの結城章子さんです。ザ・ドランカーズは、佐野充さん(ドラム)を中心に黒田一義さん(テナーサックス)、藤田わたるさん(ベース)、森朗さん(ギター)、板垣誠さん(ビブラフォン)の5人編成で、これまでも流山市文化会館ホールをはじめ生涯学習センターホール、宮園ジャズ楽会にも招かれるなど市内でも根強いファンを持っています。


テナーサックスの黒田

 ドラムでリーダーの佐野充さんは、ドラムを叩き続けて40年というベテランで、ジョージ大塚氏に師事、その人柄とスティックさばきで個性の強いメンバーをきっちりまとめていらっしゃいます。今回のゲスト・結城章子さんは、明治学院大学卒業後、社会福祉関係の仕事に従事、伊藤君子氏のライブジャズを聴きジャズに興味を持ち、カルチャースクールに入りジャズボーカルに転向。現在スタンダードジャズを主なレパートリーとして都内のライブジャズハウスに出演中です。この日は、「スマイル」や「マスカレード」などで満席の聴衆を魅了しました。


ベースの藤田さん

 テナーサックスの黒田一義さんは、ダン池田とニューブリード、小野満とスイングビーバーズ、ひばり&スカイ、藤家虹二オーケストラなど、多くのセッションに参加。自らもPULSEを結成されています。ベースの藤田わたるさんは、高校時代より元大阪フィル主席コントラバス奏者南村初氏に師事し、フリーのベーシストとして活躍しながら、ラテングループ「MARY&RICOS」を結成されています。 


ギターの森さん

 ギターの森朗さんは、19歳でプロデビューし、ジャズギタリストの潮先郁夫氏に師事、ギターの教本執筆やギター講師、レコーディングのアレンジやプロデュースなどでも活躍されています。ビブラフォンの板垣誠さんは、ライブ・レコーディング・テレビ・ラジオ・CMなどさまざまなジャンルで活躍され、現在、藤家虹二クインテット、しらいみちよバンドなどに在籍。4本マレットを駆使した高い技術の演奏は、各方面から高い評価を得ています。


ビブラフォンの板垣さん

 会場は、南流山の通称「カエル公園」のそばにある音楽活動をされる方々のための貸し練習スタジオ。スタジオ・エンザとは、「円座」であり、「ご縁の座」でもあることから、人との縁を大切にしたいとサラリーマンを退職された山本周治さんが命名したそうです。次回の同スタジオでのザ・ドランカーズのライブは9月28日午後7時からShino(しの)さんをゲストヴォーカルに開催される予定です。


ザ・ドランカーズのメンバーのみなさん

 ザ・ドランカーズは、8月12日に初石サンシャインゴルフ練習場で行われるジャズフェスティバルにもゲストヴォーカリスト有末けいさんと出演。こちらでは市内出身のサンプラザ中野くんも出演予定です。また、ザ・ドランカーズのアレンジで流山市民の歌を歌った雨野亜希子さんは自らのカルテットを率いて7月30日に計画されている南流山駅前フェスタで14時頃出演予定です。「JAZZ in NAGAREYAMA」では、8月13日の流山おおたかの森駅前をはじめ9月23日・24日の流山市文化会館など駅の近くを中心にアコースティックな演奏を市民有志の手づくりイベントとして盛り上げていきます。


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