ぐるっと流山 江戸川台駅でデキシーランド

ページ番号7473 更新日 平成23年8月8日

納涼祭と協働でジャズ

江戸川台駅東口広場で納涼祭開催の写真

  8月6日(土曜日)、江戸川台駅東口広場で納涼祭が行われ、青木研&Dixieland Cracker jacksによるデキシーランドジャズが聴衆を魅了しました。第52回を数える同地域の納涼祭は、露店が多く出店し、毎年フラメンコや花火などさまざまな趣向を凝らして続けられています。ことしは、流山文化のまちづくり実行委員会が行っている第1回流山ジャズフェスティバルの一環として青木さんのバンドが特別出演しました。


青木研&Dixieland Cracker jacksによるデキシーランドジャズの写真

  世界的なバンジョー奏者・青木研さんは、八木北小・常盤松中を卒業された流山出身のミュージシャンです。昨秋にはサンノゼのバンジョー大会に招聘されヘッドライナーを担当、好評を博したのをはじめ米JAZZ BANJO MAGAZINE、オランダBN/DESTEM誌、ジャズ批評社「ジャズ批評」JAZZLIFE誌、管楽器パラダイス等で特集記事が組まれるほどの名奏者です。

 この日は、ニューオーリンズ名誉市民に登録されているクラリネット奏者の後藤雅広さんや月刊「スイングジャーナル」の最優秀新人賞をはじめ薗田憲一とディキシー・キングスにも参加されたトランペッター・筒井政明さんという2人のベテランに、サクスフォンの渡辺恭一さん、チューバの加藤真人さん、ドラムスの荒張正之さんという若手実力派ミュージシャンを交えたメンバーでデキシーランドジャズのスタンダードナンバーを次々に演奏しました。


明るい曲を中心に演奏している写真

 江戸川台駅周辺は、東日本大震災に伴う原発事故で福島県から避難されている方々も多いことから「音楽で元気になっていただきたい」と「聖者の行進」などだれもが知っている明るい曲を中心に演奏されました。納涼祭の櫓の上での演奏だけにセッティングや撤収などに時間を要するドラムスなど構成には気を遣われたそうですが、屋外演奏ということもありドラムスなど元気な音色の楽器は外せないと6人編成のバンドで臨まれたそうです。


あいさつをする井崎市長の写真

  ライブの終盤では、井崎市長と武田県議会議員があいさつに立ち「地域から日本全体へ、音楽で元気になっていこう」と呼び掛けました。この日、青木さんと加藤さんは、夕方に行われた一茶双樹記念館の夕涼みライブと2ステージを掛け持ち。道路の渋滞もあり、駅前に2人が到着したのは開演2分前。加藤さんは夕方はウッディベース、夜はチューバと楽器を換えての演奏です。


ジャケットにネクタイというベーシックなスタイルの写真

  デキシーランドといえば縞のベストに蝶ネクタイというスタイル。クールビズとは言ってもお客様の前に立つからには…と、青木さんは、暑い屋外ステージながらもジャケットにネクタイというベーシックなスタイルを崩しません。メンバーが笑顔を絶やさずに演奏するのもデキシーランドの伝統的なステージです。この日、会場では、流山文化のまちづくり実行委員会が作成したジャズフェスティバルの詳細を掲載した流山タイムスが配布されました。

 流山ジャズフェスティバルは、今回、納涼祭で行ったライブのように元々それぞれの地域で定着しているイベントと協働する方法と、独自に広場やホールを借りて単独で開催する場合の2パターンで、駅周辺を中心に展開されています。次回のジャズフェスティバルは、前者の方法では8月12日(金曜日)、初石サンシャインゴルフ練習場でサンプラザ中野くんなどをお招きして、また、後者の方法では、翌13日(土曜日)、流山おおたかの森駅前で青木研さんのバンドや曽根麻央さんのバンド、さらに被災地仙台からの招待バンドやビッグバンドなどを招いて開催される予定です。


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