ぐるっと流山 第2回JAZZ IN NAGAREYAMA

ページ番号12513 更新日 平成24年7月10日

第2回JAZZ IN NAGAREYAMAがスタート最初のステージ「オープニングコンサート2012」

今年のJAZZ IN NAGAREYAMAがスタート

 7月7日土曜日、生涯学習センターで、第2回JAZZ IN NAGAREYAMA(ジャズ イン ナガレヤマ)のオープニングコンサートが開催されました。JAZZ IN NAGAREYAMAは昨年から行われている夏の一大イベントで、ライブハウスがない流山で生演奏のジャズを楽しんでもらおうという企画です。今回のオープニングコンサートを皮切りに、約2か月間市内各地でジャズステージが開催されます。


猪股さん(dr)、木村さん(ba)、AYAKI(pf)

 今回のオープニングコンサートは総合プロデューサーでもある猪俣猛さんがプロデュースしたステージ。オープニング曲はドラムス・猪俣さん、ベース・木村将之さん、ピアノ・AYAKIさんのトリオで、ジャズのスタンダードナンバー「酒とバラの日々」を演奏し、会場の気分を一気に盛り上げます。


天才トランぺッター・曽根麻央さんが加わってカルテットに

 1曲目が終わると、猪俣さんの軽快なトークでメンバー紹介。木村さん、AYAKIさんに加えて、市内在住の天才トランぺッター・曽根麻央さんも登場。3人は「流山でこっそり産んだ息子たち」と紹介されました。猪俣さんは「息子たち」3人に「私は彼らの『親父』になるわけだけども、『親父』という言葉を息子たちが使っていいのは、親から独立した時。みんな外では『親父』って言っているだろう?」と話しかけます。その言葉からは、3人を信頼し、成長を楽しみに見守っている「父親」の温かさを感じました。


ヴォーカル・田村さん

 ステージは進み、4曲目の明るくノリのいい「On The Sunny Side of The Street」で、7月7日の七夕にちなみ「織姫」と紹介されたヴォーカル・田村美沙さんが加わります。4人が奏でるメロディに田村さんの力強い歌声が加わって会場はパフォーマンスにどんどん引き込まれていきます。5曲目はこれまでの曲と違ったスローバラードの「Stardust」。盛り上がった会場が静寂な雰囲気に包まれました。


歌声と演奏で会場を包みます

 後半は七夕にちなんで、坂本九さんの名曲「見上げてごらん夜の星を」とディズニーの名曲「星に願いを」が披露されました。当日はあいにくの天気で星空を見ることが出来ませんでしたが、田村さんのしっとりとしたヴォーカルと素晴らしい演奏で、ホールがまるで夜空に包まれているような雰囲気になりました。「アンコールは嫌い。プログラムの曲を全力で演奏する」という猪俣さんの言葉通り、全13曲の魂のこもったステージでした。


「親父」猪股さんと「息子たち」

ジャズを聴き始めて50年という鎗田好雄さんは「イベントがあるときは毎回聴きに来ています。猪俣さんが20代の頃から聴いているけど、テクニックに加えて演奏にパンチが出てきたね。麻央くんは去年まではマイルス・デイビィスのコピーのような感じだったけど、今は自分の音を探している感じがするね。ピアノのAYAKIくんも上手で、ベースの木村くんについては文句なしの演奏でした」と話してくれました。


最後まで息の合った演奏を披露

今後のJAZZ IN NAGAREYAMAの主な予定は、7月15日(日)13:30~生涯学習センター「バンジョーフェスティバル」、7月21日(土)13時~生涯学習センター「JAZZ IN NAGAREYAMA一般バンドフェス」、7月28日(土)17時~森の図書館「森のゴスペルコンサート」8月12日(日)市文化会館18時~「JAZZ IN NAGAREYAMA The 3rd」など、ここでは紹介しきれないほどたくさんのイベントが用意されています。予約やチケットが必要なものもありますので、詳細は生涯学習センター(04-7150-7474)へお問い合わせください。
 


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