ぐるっと流山 「バンジョーフェスティバルin流山

ページ番号12494 更新日 平成24年7月17日

初のバンジョーフェスティバルin流山ゴンチチの松村さんもゲスト出演

「バンジョーフェスティバルin流山」

 「バンジョーフェスティバルin流山」が、7月15日日曜日、流山市生涯学習センターで開催され、200人を超えるファンが3時間半のステージを満喫しました。第2回流山ジャズフェスティバルの一環として開催されたもので、現在、日本で活躍中のバンジョー奏者の最高の方々を流山に集め初めて企画されたものです。根強いファンが多い楽器だけに、客席には、宮城県など遠くからのお客様が多くいらっしゃいました。主催は、流山文化のまちづくり実行委員会の皆さんです。


青木研さんとチチ松村さん

 今夏は、当時、流山市立常盤松中2年生だった青木研さんが初めてバンジョーを手にして20年目の節目の年にあたることから、流山が生んだ世界的バンジョー奏者・青木研のバンジョー生活20周年を飾るにふさわしいイベントを企画されました。スペシャルゲストにインストゥルメンタル・アコースティック・ギターデュオ「ゴンチチ(GONTITI)」のチチ松村さんを迎え、トークも、演奏も、歌も楽しいコンサートとなりました。


バンジョーフェスティバル

 今回のフェスティバルをプロデュースしてくださった青木研さんは、東葛飾高校在学中より都内ライブハウスやホテルパーティーなどで演奏するようになり、高校卒業と同時に「デキシーキャッスル」に参加、日本では数少ない、ソリストとして演奏することのできるバンジョー奏者です。11月には、母校・常盤松中学校創立50周年を記念してのコンサートにも招かれています。
 


マルチ・アコースティック・ミュージシャンの有田純弘さん

 「世界に一つだけの花」のバンジョーソロ等でも有名な有田純弘さんは、ギター、バンジョー、マンドリンなど多くの弦楽器を弾きこなしジャンルを越えて活動しているマルチ・アコースティック・ミュージシャンです。全米 ナショナル・ブルーグラス・バンジョー・チャンピオンシップで優勝、バークリー音楽大学卒業後、ボストンを拠点に、活躍。洗足学園音楽大学ジャズコースギター講師としてもご活躍です。


原さとしさん

 1854年ペリーの黒船で初めてバンジョーが来日演奏されたことから毎年、「横濱バンジョー祭り」を主宰している原さとしさん。津軽三味線「吉田兄弟」with「龍降器奏楽団」で全国ツアーを展開。2003年、東京ディズニーランド20周年記念アルバムにバンジョーで参加。視力や知的などハンディをお持ちの方々にバンジョーを指導し、バリアフリーなバンドを支援するなどワークショップ活動に定評があります。2004年 日米交流150周年記念式典での演奏。2008年カンヌ映画祭"正式出品 映画「TOKYO」(監督ミシェル・ゴンドリー)演奏指導。


マルチプレイヤーの吉田聡さんも出演

 昨年、横浜で開催された「第5回バンジョー・プレイヤー・コンテスト」で優勝とオーディエンス賞を受賞された吉原聡さんは、大阪府生まれの柏育ち。ロック、ジャズ、ポピュラーなどジャンル問わずなんでも弾きこなすマルチプレイヤー。13歳の時クラシックギターを始め、高校の頃よりロサンゼルスに渡る。2006年「第25回浅草Jazz Contest」Band部門でグランプリ。2008年バークリー音楽大学卒業。現在は自己のユニットTakatosatopiやMORE THAN 3の活動のほか、千葉県内のテーマパークでの演奏、横浜ジャズプロムナード等のジャズフェスティバル等での出演、個人レッスン等幅広く演奏活動しています。


テューバの井桁賢一さん

 テューバの井桁賢一さんは、群馬県出身。12才よりテューバを始め、宮川暉雄氏、日下文夫氏、小倉貞行氏に師事。日本大学芸術学部音楽学科卒業。桐朋学園大学オーケストラ研究生終了。学生時代からジャズに興味を持ち、現在は、主にトラディショナルジャズのテューバ奏者として活動。日本音楽高等学校講師、ヤマハ東京支店登録講師。管楽器の基礎を中心に小中高生の指導にも力を入れています。


友情出演されたチチ松村さん

 スペシャルゲストとして友情出演されたチチ松村さんは、ご存知、インストゥルメンタル・アコースティック・ギターデュオ「ゴンチチ(GONTITI)」で、フォークギターによるサイドギターを担当する名ギタリストです。バンジョーが好きで、2006年に大阪バンジョー祭を主催したチチ松村さんは、14年振りのソロアルバム「半音生活」に収められた「せんちめんたるちゃりじゃあにぃ」では、青木研さんがアレンジし、バンジョーを演奏、テューバを井桁賢一さんが担当しています。


「聖者の行進」を演奏しながら客席を行進

 チチ松村さんは、バンジョー型のウクレレを手に、「一緒に歌いましょう!」と客席に呼び掛け、オリジナル曲の合唱部分をユーモラスに指導しながら会場をひとつにしてしまいます。3部構成で展開されたステージは、リクエストタイムあり、ロシア民謡あり、クラシックあり、ブルーグラスありとバラエティに富んで、エンディングは昭和13年に藤浦洸の作詞、服部良一の作曲で発表された「バンジョーで唄えば」という古典的名曲。鳴りやまない拍手に応えて「聖者の行進」を演奏しながら客席を行進し、最後のアンコールは客席からのリクエストで原さとしさんが「カントリーロード」を熱唱。来年の再会を約束して幕を閉じました。


多くのファンが詰めかけました

 今週末、7月21日土曜日の流山ジャズフェスティバルは、ファウンテンジャズバンド(打楽器等3バンド構成)、Swing'80(ビッグバンド)、アンサンブル・ココペリ(管楽器)、スイング・パラドックス(ビッグバンド)の皆さんが出演されます。会場は、流山市生涯学習センターで入場無料です。ぜひ、お出掛けください。また、バンジョー奏者・青木研さん率いる陽気なデキシーランドバンドとベテランジャズヴォーカリストのセッションが8月4日(土)開催されます。「高橋伸寿&青木研スペシャルジャズセッション」と題し、魅惑のジャズボーカルとバンジョーの音色が響き渡ります。会場は、流山市生涯学習センターで前売一般1,500円/当日1,800円/高校生以下1000円です。お問い合わせは、流山市生涯学習センター04-7150-7474へ。


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