ぐるっと流山 第70回流山市民芸術劇場 綾戸智恵コンサート2014

ページ番号22735 更新日 平成26年9月9日

綾戸智恵コンサート2014

   9月7日(日曜)、流山市文化会館で「第70回流山市民芸術劇場 綾戸智恵コンサート2014」が開催されました。活動16年目を迎え、ますます個性的な演奏に磨きのかかる、人気のジャズシンガーの綾戸智恵さんをお迎えし、700人を超える観客のみなさんが迫力の歌唱と絶妙のトークを楽しみました。主催者の流山市民芸術劇場実行委員会(筒井義憲委員長ほか14人)は、流山ロータリークラブ、流山ライオンズクラブ、流山青年会議所、流山中央ロータリークラブの4団体からのボランティアで構成されています。市教育委員会との協働で昭和60年に始まった市民芸術劇場は、今回で70回の節目を迎えました。実行委員の皆さんは、ご自身の仕事の傍ら、ボランティアとして定期的に集まり、演目の企画からチラシづくりやポスター掲示、費用負担、会場設営や駐車場案内に至るまで手づくりで市民芸術劇場を支えてくださっています。


ジャズシンガーの綾戸智恵さん

   開演に先立ち、筒井委員長より「こんなに多くの方にお越し頂けるのはさすがに綾戸さんの魅力だと強く感じております。今日は非常に質の高い演奏・歌・お話を頂けるものと楽しみにしています。豊かな芸術に触れ、充実した時間としてください。」とあいさつがありました。綾戸さんは「3歳からずっとこの声なんです!」「みなさん、今日演奏するのは英語の歌です。歌詞は良く分からなくたって、メロディは分かりますやろ?耳だけで聴くんじゃなくて、体で感じて楽しめるのが音楽ですよ。」など、軽妙なトークを交えて全13曲を披露しました。お話には綾戸さんの気さくなお人柄がとてもよく感じられ、ご自身の介護体験を交えた話には、客席で深くうなずいている方もいらっしゃいました。小柄な体から繰り出されるパワフルな歌声と力強いピアノに、ジャズの枠組みを超えた生演奏の醍醐味をみなさん堪能されたのではないでしょうか。アンコールでは会場全体が一体となり、手拍子で曲を楽しんでいました。


迫力の歌唱と絶妙のトーク

   アンケートには「勇気をもらえる公演でした。」「親子で好きなので来ました。80歳の認知症の母も大変喜びました。」「娘からチケットをプレゼントされました。時間が経つのを忘れるほどの素晴らしいひと時でした。」などの声が寄せられました。今後の公演にもご期待ください。流山市民芸術劇場ではコンサートを通じた東日本大震災被災地復興支援チャリティを行って4年目になります。今回は、チケット収入の一部と会場に設置された募金箱に寄せられた義援金を、流山市の姉妹都市である福島県相馬市と、広島土砂災害被災地へ寄付します。筒井委員長は「芸術に寄せられた市民の皆様の気持ちを、これからも継続して被災地へ届けていきたいと思います」と話していました。


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