ぐるっと流山　第6回南流山駅前フェスタ

   7月26日（土曜）、JRとTXが交差する南流山駅の駅前広場で南流山駅前フェスタが行われ、猛暑の中、多くの皆さんが屋台料理や音楽を楽しみました。南流山駅前活性化協議会が主催し、市や市教委が後援、NPOみんな元気まちが元気ネットワークをはじめ商工会議所南流山支部や南流山飲食店組合、南流山南部自治会、南流山東町町会、コープ野村壱番街自治会、コカ・コーライーストジャパン株式会社などが協力して行われたもので、ことし6回目を迎えました。

   会場では、水ヨーヨー釣りやフリーマーケット、模擬店などが並び、広場中央には暑い日差しを避けるためパラソルのついたテーブルが置かれ、ステージ前の席には日除けのためのテントも設置されるなど熱中症対策が講じられていました。急な雷雨なども心配されましたが、無事、夜8時まで好天候に恵まれ、駅を挟んで反対側の「かえる公園」の愛称で親しまれている南流山3号公園では、流南まつりも同日開催されました。

   特設ステージでのライブは、流山ジャズフェスティバルの協力イベントとして開催され、小中学生から親父バンドまで幅広い層の音楽愛好家やミュージシャン、舞踊集団などが9時間のステージを盛り上げました。駅の改札を出た人々や偶然通りかかった人々も、足を止めて音楽に聴き入り、トウモロコシやから揚げなどの美味しそうな匂いに誘われ屋台に立ち寄っていました。

   南流山小・中学校や鰭ヶ崎小学校の吹奏楽部の演奏をはじめ、壱番街というマンションにお住いの方々で構成している親父バンド「ICHIBANGUY」、ケーブルテレビの「デイリーニュース」のエンディングテーマを歌っている吉崎さとし、ベンチャーズのコピーバンド「ピーチツリーフィズ」、「サウンド・ピンク・ハッカーズ」、「シュナンソー」、「ユニゾン」、「アンビルマン」、「内弁慶」などが次々と登場。暑さを吹き飛ばす熱いステージを展開しました。

   出演者数が多い今回のステージ。中でも人気を集めたのが、地元の居酒屋さんやお寿司屋さんなどが集まって急遽、バンドを結成し、まだ5曲しかレパートリーがないという「テケテケバンド」。「若大将シリーズ」からビートルズまで全レパートリー5曲を歌い、大きな歓声や花束が贈られていました。昼間は暑かったこともあり、日没と共に夕涼みがてらか人出も多くなり、井崎市長も駆け付けステージの上から「9月には、テレビ東京の出没！アド街ック天国で流山が紹介されそうです」と紹介し、一緒に流山を盛り上げましょうと呼び掛けていました。

  エンディングは、舞踊集団「菊の会」の皆さんの迫力ある阿波踊りで盛り上がりました。菊の会の皆さんの指導で阿波踊りを学んできた南流山小学校の児童もゲスト出演。夏休みのワークショップで学んだばかりの阿波踊りを揃いの浴衣姿で披露し、大きな拍手が贈られていました。菊の会の皆さんに阿波踊りを学んだ子どもたちは、駅前フェスタの前日25日（金曜）、南流山駅前に集まってJ:COM東葛葛飾「デイリーニュース」の人気コーナー「コンパスの突撃!!街生リポート」の取材を受け、お笑いコンビ「コンパス」のおふたりと阿波踊りを披露し、生放送されてイベントのPRを行いました。

  舞踊集団「菊の会」の皆さんは、「明日を担う子ども達に、日本の伝統的な芸能に触れる機会を…」と、学校公演やワークショップなどにも力を入れています。8月11日（月曜）11時から流山市生涯学習センターで“日本のおどり体験教室「銭太鼓・傘踊り」踊ってみよう”というワークショップが開催されます。対象は小学生で、参加費は無料、「動きやすい服装で、飲み物を持参して参加してください」とのことです。お問い合わせは、流山市生涯学習センター（04－7150－7474）へ。