ぐるっと流山 流山の小学生が能登の自然に触れるツアーへ

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ページ番号1019159  更新日 平成30年8月10日 印刷

スノーケリング、カヌー、天体観測。能登の大自然を肌で感じる体験ツアー

飛行機を眺める子どもたち

 平成30年7月24日(火曜日)から27日(金曜日)まで、石川県能登町で小学5・6年生を対象とした自然体験ツアーが行われました。これは、流山市と能登町の姉妹都市交流事業として平成18年度から始まったもので、公募により選ばれた市内の小学生30人が4日間の共同生活を行いました。
 子どもたちはほとんどが初対面同士。生涯学習センター(流山エルズ)を出発して、初めは緊張した面持ちでしたが、周りの仲間と話しながら少しずつ打ち解けている様子でした。羽田空港に到着した一行は飛行機に乗り、のと里山空港へと飛び立ちました。

能登少年自然の家の外観

 子どもたちの過ごす「石川県立能登少年自然の家」は、船の形をした宿泊施設です。のと里山空港からバスに揺られること50分、山と海に囲まれた大自然の中に建っています。
 到着した子どもたちは、施設の利用方法について説明を受けた後、夕食とお風呂を済ませました。女子と男子がひとつずつの大きな部屋に分かれましたが、消灯の時間まで楽しそうな笑い声が聞こえていました。

キリコ橋の外観

 2日目から本格的な自然体験のはじまりです。
 朝の散歩は、施設から歩いて10分ほどのところにある「キリコ橋」へ。キリコ橋は、日本海に注ぐ九里川尻川にかかる橋長59.5m、高さ23.8mの斜張橋で、奥能登地方の夏祭りの象徴である切籠(きりこ)をモチーフにしたものです。子どもたちは川岸に下り、水切りをしたり虫捕りをしたりして思い思いに過ごしました。
 また、帰り道には道路を横切るカニの姿に興味津々。海辺の自然を肌で感じているようでした。

九十九湾へ繰り出す子どもたち

 その後は「のと海洋ふれあいセンター」を訪れ、2つのチームに分かれてスノーケリングと遊覧船を交互に体験しました。
 九十九湾は、日本百景のひとつにも選ばれた美しいリアス式海岸です。子どもたちは湾内で見られる生き物や注意すべき生き物について勉強した後、ウエットスーツに着替えて海へと繰り出しました。湾内は貸切状態。晴れ渡る空の下、海は凪いでおり、風も穏やかで最高のコンディションです。

スノーケリングする子どもたち

 子どもたちは海に入ると基本的な姿勢などを練習しましたが、すぐに慣れたようで、インストラクターの指導のもと、海中を観察したり、沖のほうへ泳いだりしていました。海から上がると「この海草は何?」「イシダイの子どもを見つけた」など、楽しそうな感想が聞けました。
 遊覧船では、九十九湾の解説を聞きながら湾内を周遊しました。また、生簀にも立ち寄り、マダイやアジへの餌やりを行いました。

天体望遠鏡を覗き込む子ども

 夕方からは、石川県柳田星の観察館「満天星」を訪れ、プラネタリウム鑑賞と天体観測を行いました。プラネタリウムでは天井いっぱいの星空を眺めながら、夏の夜空に見られる太陽系の惑星や星座について勉強しました。
 日が暮れると県内最大の反射望遠鏡へと案内され、木星、土星、月を観察しました。巨大な望遠鏡がコンピュータ制御で回転して位置を合わせると驚きの声が上がります。子どもたちは望遠鏡を覗き込んだまま、真剣な様子で黙り込んだり、土星の輪を「目の形に見える」、月を「眩しい」と呟いたりしていました。

カヌーを運ぶ子どもたち

 3日目の午前中は、3つのチームに分かれてカヌー体験を行いました。
 子どもたちは船着場に集合すると、ライフジャケットを着てパドルの漕ぎ方を習いました。カヌーの船体は非常に重いため、30人全員が力を合わせて一艘ずつ持ち上げて運び、ようやく海へと浮かべました。
 カヌーは全員が息を合わせて漕がなければ、なかなか前に進みません。初めは苦戦している様子でしたが、タイミングが合いはじめるとすぐにスピードが上がり、みるみるうちに沖へと出て行きました。

カヌーを漕ぐ子どもたち

 2kmほど離れた入り江に着いたら休憩時間となり、子どもたちは海水浴やビーチコーミングをしたりして遊びました。帰りは船を漕ぐ顔に疲れの色が見え隠れしていたものの、人一倍漕ぐ力が強い子、最後まで同じ力で漕ぎ続けられる子、掛け声の大きい子など、個性を考えてあらかじめ座る位置を代えており、どのチームも自らの力で船着場へと辿り着くことができました。
 昼食を食べた後は、奥能登クリーンセンターを見学してごみ処理について学びました。能登町では燃えるごみを圧縮してRDFと呼ばれる固形燃料を生み出し、火力発電の燃料として再利用しているとのことでした。

手作りのピザを食べる子どもたち

 その後、山あいにある「ケロンの小さな村」を訪れ、ピザ焼き体験を行いました。ここは、全ての施設を村長である管理人自ら手作りされたもので、遊び心いっぱいの遊具が点在しています。
 子どもたちは2人1組になり、米粉の生地にトマトとバジルのソースを塗り、具材とチーズを乗せてオリジナルのピザを完成させました。焼き釜に入れてしばらく経つと香ばしい匂いが漂い、こんがりとしたピザが焼きあがりました。テーブルからは「おいしい」という声が口々に上がっていました。
 夜は「やなぎだ植物公園」のレストランで、バーベキューをお腹いっぱい食べました。

集合写真

 そして最終日。お世話になった能登町の職員や能登少年自然の家のスタッフにお礼を伝え、流山へと発ちました。帰りのバスでは子どもたち同士の仲間の輪は大きく広がり、4日間の共同生活によって確かな絆が結ばれていることを感じました。
 生涯学習センター(流山エルズ)で行われた到着式では、子どもたちひとりひとりが旅の感想を発表しました。その内容はさまざまでしたが、どの子も長旅の疲れを感じさせず、きちんと自分の言葉を伝えようとする真剣な表情が確かな成長を物語っていました。

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